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» 2013年10月29日 19時35分 UPDATE

恋人でも可:家族なら人数も台数も無制限で保護――「カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティ」

最新セキュリティソフト「カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティ」では、新しいライセンス形態として「ファミリー版」を用意したのが特徴。

[ITmedia]
og_kasp_001.jpg カスペルスキー代表取締役社長の川合林太郎氏(右)と緑色の熊(左)

 カスペルスキーは10月29日、コンシューマー向けセキュリティ製品の最新版「カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発表、11月14日より販売を開始する。

 同製品はWindows/Mac/Androidの区別なく保護できるマルチプラットフォームに対応した統合セキュリティソフト。2013年版では、個人が台数無制限で利用できる「プライベート版」を提供することにより、デバイスごとの保護を超えて、ユーザーが持つ情報資産を包括的に保護するというコンセプトを打ち出してきたが、2014年版ではそれをさらに推し進め、家族であれば人数や台数を無制限で利用できる「ファミリー版」を用意したのがトピックだ。

 製品発表会に登壇した同社代表取締役社長の川合林太郎氏は、「サイバー犯罪からインターネットの社会を守るために、1年/3台版といったライセンスでPCやハードウェアを守る方向性から、デバイスを使う“個人”を守るという方向へ転換し、昨年は(台数無制限で保護する)プライベート版を出した。2014年版はそのさらに先を目指して、個人と社会の間にある最小構成単位の“家族”を保護していく」と述べ、「これ1本であなたとあなたの大切な家族を守る」というファミリー版のコンセプトを紹介した。なお、ファミリー版ライセンスは法的な家族である必要はなく、「同じ住居に住み、生計をともにしていれば利用できる」とのことだ。

 一方、各OSごとにインストールされる製品の概要や新機能は、同社プロダクトマネージャーの保科貴大氏が解説した。Windows版の「カスペルスキーインターネットセキュリティ」のポイントは、大きく分けて保護機能の強化とパフォーマンスの向上の2点。保護機能の強化では、ネット決済の保護対象に従来のオンラインバンキングだけでなく、主要なショッピングサイトが加わったほか、ゼロデイ攻撃や標的型攻撃に対応する「ZETAシールド」、ホワイトリストによる「実行アプリケーションの制限」機能、PCをロックして金銭を要求するランサムウェアに対応した「不正ロック対策」などが追加されている。また、Windows 8.1のタッチ入力に最適化された新UIの採用や、わずか2クリックでインストールできる導入のしやすさ、テンプレートから簡単に設定できるペアレンタルコントロールなどが目を引く。

 Mac版のポイントは、リアルタイム保護とフィッシングサイト対策の強化、ペアレンタルコントロール、Mac向けのルック&フィールを採用した新UIの4点。このうち、ペアレンタルコントロールでは、Webサイトへのアクセスやインターネット利用時間の制限、個人情報の管理、SNSサイトの利用制限など、保護者がより細かく子供のネット利用を管理できる。

 Android版では、ウイルス対策機能としてローカルとクラウドの双方のデータベースを参照するスキャン機能や、通話履歴などを隠すプライバシー保護機能を搭載。また、紛失・盗難対策の遠隔データ消去やGPS追跡がより簡単に行えるようになったほか、フィッシングサイトへの誘導をブロックする危険サイト対策機能がSMSで受信したメッセージ(URL)にも適用された。

 パッケージ版の製品ラインアップと価格は以下の通り。このほか、ダウンロード版や、Mac/Androidのみの単体製品も用意されている。

ライセンス パッケージ版の価格
1年ファミリー版 9324円
3年ファミリー版 1万5540円
1年プライベート版 7140円
3年プライベート版 1万1340円
1年1台ツインパック 7140円

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