12月20日、秋葉原の「ドスパラ パーツ館」で、AMDの最新GPU「AMD Radeon R」シリーズを紹介する店頭イベントが行われた。
AMDの佐藤氏は、Rシリーズの特徴を4つのポイントに絞って解説した。1つは次世代ゲーム機にも採用されているGCN(Graphics Core Next)アーキテクチャ、2つ目はTRUEAUDIO Technology、3つ目がハイレゾ環境でのゲーム性能、4つ目がグラフィックスAPIの「Mantle」だ。
同氏はハイエンドモデルのAMD Radeon R9 290Xが「GeForce GTX 780に勝つのは当たり前、780 Tiとほぼ同等の性能を持つ」として、コストパフォーマンスの高さを強調。また、グラフィックス性能だけでなく、True Audio Technologyによって、CPUのリソースを使わずに正確な3Dサラウンドや残響音を遅延なく処理できる点を紹介した。
さらに同社の新しいグラフィックスAPIであるMantleを紹介し、「次世代ゲーム機にGCNが採用されているため、今後はゲーム開発者はGCNに最適化していくはず。このときに効率よく開発できる環境を提供するのがMantle。従来はプラットフォームごとに開発を行う必要があり、それを実現できるメーカーは限られていたが今後は容易になる」と述べ、「コスパが高いAMD Radeon Rシリーズは今買って正解。さらにこれからMantleで面白いことになる。みなさんの未来を変えられるのはAMDだけなんです」とアピールした。
このほか、新AシリーズAPU(Richland)がドライバのアップデートにより性能を向上してきたことについて触れ、「A10はどのCore i5よりも性能が高く、価格が安い。A8はどのCore i3よりもハイパフォーマンスで安い」と強調。「年末に新しいPCを組もうと考えている人はAMDを選ぶべき」と締めくくった。
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