NECパーソナルコンピュータは、5月14日にセパレートデスクトップ「VALUESTAR L」の新モデルを発表した。ラインアップは上位構成の「VL750/SS」と下位構成の「VL1150/SS」の2機種だ。出荷開始はともに6月下旬の予定で、税別の実売予想価格は、VL750/SSが22万4800円前後、VL150/SSが11万9800円前後となる。
VL750/SSが搭載するCPUは、インテルの“Haswell Refresh”(開発コード名)と呼ぶ最新世代の「Core i7-4790」(3.6GHz/最大4GHz、4コア8スレッド、3次キャッシュ8Mバイト)を採用する(チップセットはIntel B85 Express)。VL150/SSのCPUも「Core i3-4150」(3.5GHz、2コア4スレッド、3次キャッシュ3Mバイト)に強化した。
OSはどちらもWindows 8.1 Updateを導入し、オフィススイートもVL750/SSでMicrosoft Office Home and Business 2013 Service Pack 1を、VL150/SSでもMicrosoft Office Personal 2013 Service Pack 1にそれぞれ変更した。
そのほかの仕様は、直前モデルだった2013年秋冬モデルの「VL750/NS」「VL150/NS」と共通する。VL750/SSでは、8Gバイトメモリ+3TバイトHDDに、フルHD表示対応の23型ワイドIPS液晶ディスプレイが付属、VL150/SSでは、4Gバイトメモリ+1TバイトHDDの仕様に19型ワイド液晶ディスプレイが付属する。
どちらのモデルも、インタフェースはSDメモリーカードスロット(SDXC対応)、USB 3.0×4、USB 2.0×4、音声入出力など。ほか、ロープロファイル対応のPCI Express x16スロット×1、PCI Express x1スロット×2、PCIスロット×1が空きスロットとして確保され、グラフィックスカードの追加やインタフェースの追加など機能拡張が行える。
VALUESTARシリーズ店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
VALUESTAR L | VL750/SS | セパレート | 新OS、最新世代CPU採用 | Core i7-4790 (3.6GHz/最大4GHz) | 8GB (DDR3) | 3TB HDD | 64ビット版 Windows 8.1 Update | 22万4800円前後 |
VL150/SS | セパレート | 新OS、基本性能強化 | Core i3-4150(3.5GHz) | 4GB (DDR3) | 1TB HDD | 64ビット版 Windows 8.1 | 11万9800円前後 | |
VALUESTARシリーズ店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 通信機能 |
VALUESTAR L | VL750/SS | 23型ワイド(IPS) | 1920×1080 | Intel B85 | BDXL対応Blu-ray Disc | CPU統合 (HD 4600) | ─ / Office Home and Business 2013(SP1) | ギガビット有線LAN |
VL150/SS | 19型ワイド (ノングレア) | 1440×900 | Intel B85 | DVDスーパーマルチ | CPU統合 (HD 4400) | ─ / Office Personal 2013(SP1) | ギガビット有線LAN | |
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