スキャンを身近に、毎日をあつめよう――「SnapLite」発表会リス専用スキャナじゃなかった

» 2014年05月21日 21時44分 公開
[ITmedia]

 PFUは5月21日、iPhoneと連携してスキャナになる卓上ライト「SnapLite」を発表した。同製品に関するニュースレビューは以下の記事に譲り、ここでは同日行われた発表会の模様をリポートしよう。

iPhoneを載せるとスキャナになる卓上ライト「SnapLite」

 既報の通り、SnapLiteは単体では卓上ライトでありながら、iPhone 5/5c/5sを本体上部の台座に載せるとオーバーヘッドスキャナに早変わりするユニークな製品だ。

 製品発表会の冒頭に登壇したイメージビジネスグループ国内営業統括部長の松本秀樹氏は、「ScanSnapシリーズは国内ドキュメントスキャナ市場において4年連続シェアトップだが、まだまだニッチな製品で伸びしろがあると思っている」と述べ、新たに投入するSnapLiteを紹介。「日常に溶け込むプロダクト」をコンセプトに、幅広いユーザー層の開拓を目指したと開発の背景を説明した。

 その中で特に重視したのは使いやすさ。例えば、本体は自己を主張しすぎないホワイトでカラーリングされ、スタンド部にタッチセンサー式ボタンを2つ搭載するだけのデザインになっている。

 SnapLiteを操作するiPhone用アプリも非常にシンプルなUIで、iPhoneを本体上部の台座に設置し、赤く表示されるレーザーガイドの枠内に被写体を置けば、自動的に撮影モードに切り替わり、あとは本体下部にあるリスのマークにそっと触れるだけでスキャンが行える。本体とiPhoneはBluetoothで接続され、iPhoneを台座に載せると内部のジャイロセンサーが静止状態を認識する仕組みだ。また、取り込んだ画像は余計な背景を自動的にトリミングし、傾きが補正されてカメラロールに保存される。

SnapLiteの開発背景を説明するPFUイメージビジネスグループ国内営業統括部長の松本秀樹氏(写真=左)と、製品デモを行う同イメージプロダクト事業部商品企画部の飯室佳世氏(写真=右)

 続いて行われた製品デモでは、SnapLiteを使って手軽に被写体をスキャンできる様子や、まとめて名刺などを取り込める様子を同製品の企画を担当したイメージプロダクト事業部商品企画部の飯室佳世氏が披露した。「両手がフリーになるので、ネイルアートを写真で保存したいときや、定点撮影で料理手順を記録する、手作りのアクセサリーをネットオークション用に撮影するといったときに適している」と飯室氏。また、iPhoneに直接保存されるため、SNSを使って即座に知人とシェアできる点をアピールした。

発表会場では、名刺の読み取りやイベントの招待状作成など、SnapLiteを使ったさまざまな活用法が紹介されていた

 なお、SnapLiteの活用方法は、FacebookやTwitter、Tumblrを通じて継続的に紹介していくという。これまでドキュメントスキャナとは無縁だった新たなユーザー層の開拓により年間6万台の販売を目指す。

SnapLite全般のディレクションを担当した「TENT」(治田将之氏と青木亮作氏によるクリエイティブユニット)の2人もゲストとして参加。一見ふつうのデスクライトにiPhoneを載せてスキャナとして使うという「今までに経験したことのない行為を生活になじむ自然な行為にするデザイン」(同氏)として、誰も見たことのない未来風のデザインではなく、脇役としてたたずむシンプルな形を選んだと説明する。「SnapLiteのロゴになっているのは、毎日の小さな喜びを集めて仲間とシェアする象徴として、ドングリを集める習性を持つリスをモチーフにした」といい、しっぽはSnapLiteのSの文字をかたどる。「このリスのマークは、アプリのアイコンやスキャンをするときのタッチセンサーなど、ユーザーが触れる場所にたびたび登場する」(同氏)

SnapLiteの価格は1万2800円(税込み)。5月28日に発売される。FacebookやTumblrなどのSNSを通じて、SnapLiteの活用提案を継続的に発信していくという

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