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» 2014年06月02日 22時54分 UPDATE

COMPUTEX TAIPEI 2014:これぞオーバークロックマザー! GIGABYTEから「GA-Z97X-SOC Force LN2」登場

それは、オーバークロックのためならば、ほかのことは犠牲にしてもかまわないという、実に漢(おとこ)なマザーボードであった。

[長浜和也,ITmedia]

ここまでやればすがすがしい、オーバークロック特化マザー

 GIGABYTEは、COMPUTEX TAIPEI 2014開幕前日の6月2日に関係者向けの説明会を行い、マザーボードの新モデル「GA-Z97X-SOC Force LN2」を発表した。オーバークロック関連機能を重視した「OC」シリーズで、汎用的な利用における性能ではなく、クロックをどこまで上げて動くのかを優先して設計した、オーバークロックに特化した(ある意味、オーバークロックで使わないと価値が出ない)マザーボードになっている。

kn_giga02_01.jpg 設定機能や拡張性ではなく、単純に「より高い動作クロックで動くこと」を最優先したオーバークロック特化の限定マザーボード「GA-Z97X-SOC Force LN2」が登場した。LN2はもちろん液体窒素のこと

 GA-Z97X-SOC Force LN2は、出荷数が100枚程度の限定版となる予定で、日本でも出荷を予定している(ただし、日本市場向けの割り当て分と出荷時期、価格については未定)。基板レイアウトでは、CPUとメモリスロットをつなぐバス配線の効率を優先してCPUクーラーユニットのマウントホールを設けず、メモリスロットの数も2基に減らして、搭載できるメモリの総容量ではなく、高クロック動作でもメモリが動作することを重視している。

kn_giga02_02.jpgkn_giga02_03.jpg メモリのオーバークロック耐性を重視しており、最大実装容量を意識してメモリスロットを増やすのではなく、高速設定でもタイミングが合って動作し続けるために、メモリスロットを2基に減らしてしまった。また、CPUとメモリスロットを結ぶバスの高速動作を優先して、基板にCPUクーラーユニットを固定するために必要な4カ所のホールを廃止している

kn_giga02_04.jpgkn_giga02_05.jpgkn_giga02_06.jpg バックパネルに搭載したインタフェース(写真=左)とSerial ATA関連インタフェース(写真=中央)。オーバークロックに特化してメモリスロットを減らしてしまったが、オンボード機能は「OC Touch」から「OC Connect」まで、ほかのOCシリーズと同等となっている(写真=右)

 以上のように、メモリクロックの高速動作を重視したデザインを取り入れたGA-Z97X-SOC Force LN2を用いて、説明会の会場では液体窒素を用いたオーバークロックのデモを行っていたが、DDR3の動作クロックとしては世界記録となる4.5GHzを達成した。

kn_giga02_09.jpgkn_giga02_08.jpgkn_giga02_07.jpg メモリのオーバークロック耐性を特に重視したGA-Z97X-SOC Force LN2を使ったオーバークロックで、DDR3の動作クロック世界記録となる4.5GHz相当を達成した

 説明会では、GIGABYTEが投入するIntel 9シリーズチップセットを搭載したマザーボードのラインアップと、それぞれのシリーズにおける訴求するポイントを紹介したが、その内容は、日本でマザーボードの説明会を行ったときと共通だ。

 168時間の工場出荷時耐久動作テストを行い、それをクリアした製品の証明書を付与して高い信頼性を訴求する「BLACK EDITION」シリーズや、新しいブランドコンセプトやイメージカラーを導入したゲーミングシリーズ「G1」などを紹介している。

 GIGABYTEは、Taipei World Trade Center ExhibitionのHall 1に公開ブースを構えているほかに、超高層ビル「Taipei 101」にも関係者限定の非公開ブースを用意している。それぞれのブースで展示している製品についても後日詳細を紹介する予定だ。

kn_giga02_10.jpgkn_giga02_11.jpgkn_giga02_12.jpg 説明会は製品の説明そのものより、お祭り的な雰囲気がメインになっていた。特にゲーミングPCを意識して、最近流行しているというPCケースではスチームパンクを意識したデコレーションやゲームコスプレイヤーが会場を盛り上げていた

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