Corsair、1680万色イルミネーションとCherry MX採用のゲーミングキーボードを日本出荷日本のゲーマー諸君、待たせたね

» 2014年10月16日 11時53分 公開
[長浜和也,ITmedia]

まずは、Cherry MX“赤軸”搭載モデルから

 リンクスインターナショナルは、Corsairのゲーミングキーボード新モデルとして「Corsair Gaming K95 RGB」(以下 K95)「Corsair Gaming K70 RGB」(K70)「Corsair Gaming K65 RGB」(K65)の取り扱いを10月下旬から開始する。税別の実売予想価格は、K95が2万9800円前後、K70が2万6680円前後、K65が2万1480円前後となる見込みだ。なお、今回登場するモデルはGaming RGBシリーズの新モデルという扱いで、従来のK70やK65も販売は継続する。

Cherry MXスイッチの“赤軸”を採用した「Corsair K95 RGB」

 K95、K70、K65はゲーミングキーボードとしての仕様は共通しており、備えているキーの種類が異なる。K95は、ファンクションキーやボリュームコントローラ、アルファベットキーとテンキーのほかにマクロ割り当て専用キーを用意する。K70はそこからマクロ専用キーを省き、K65では省スペースのためにテンキーも省いた。

「Corsair K70 RGB」(写真=左)と「Corsair K65 RGB」(写真=右)

 10月15日に日本で行った製品説明会では、新製品の特徴や新たに開発したイルミネーション関連の構造について紹介している。Corsairは、ゲーミングキーボードに必要な条件として、興奮して激しく扱っても壊れない耐久性とキーアサインをゲームやゲーマーによって変更できるマクロ機能、そして、形状やイルミネーションといったデザインを挙げている。

 Corsairのゲーミングキーボードシリーズでは、キーのスイッチに独メーカーZF ElectronicsのCherry MXを採用して確実な打鍵の検知を実現、5000万回の打鍵に耐える耐久性を持つほか、強い力で打ち込んでもキーボードのボディが破損しないようにアルミニウムのフレームを採用している。

 また、キートップユニットをキーボードボディから浮かせることで、キーボードの基板に埋め込んだLEDの輝度を確保するだけでなく、キートップユニットとキーボード本体のすき間から異物が内部に入ってしまっても掃除などのメンテナンスが簡単にできるとしている。ゲームプレイで必須となる同時押しに対しても、すべてのキーがロールオーバーに対応している。

 なお、Cherry MXスイッチには、押したときの感触(押すのに必要な力の変化や押し返しの感覚、応答速度など)が異なるRed(ユーザーの通称では“赤軸”:早く正確なタイピングが可能)、Blue(青軸:明確なクリック感があり、クリック音も大きい)、Brown(茶軸)があり、Corsairのキーボードラインアップでは、それぞれの製品ごとに異なる軸を採用したモデルを用意している。

 今回登場する「K95」「K70」「K65」でも、赤軸青軸茶軸それぞれを採用したモデルを用意するが、日本市場には当初赤軸採用モデルを出荷し、後日青軸モデルを投入するという。茶軸搭載モデルは日本で取り扱わない予定だ。

すべてのキーにCherry MXスイッチを採用した(写真=左)。キートップを浮かせることで、内部の掃除が簡単にできる(写真=右)

 キーボードに組み込んだイルミネーションでは、LEDの実装形状を従来のキートップユニットにLEDを組み込む方法から、キーボード基板にLEDを実装してキーに組み込んだ小型のレンズをとおして光を伝える方式を採用した。この変更によってキートップだけでなくキーの周辺も光らせることが可能になり、より効果的なイルミネーションの演出をユーザーに提供することが可能になったと説明している。

LEDの実装方法が従来のキートップユニットへのLED実装(左の赤丸)から基板へのLED実装+キートップユニットのレンズ実装(右の青丸)に変わった(写真=左)。この変更でキートップユニットの周辺も明るくなって視覚効果も向上したという(写真=右)

 このLEDによる1680万色で光るパターンを選べるイルミネーションをはじめ、ゲームごとに用意するマクロキーのアサインなどは、Corsairがゲーミングキーボード用のユーティリティとして用意した「Advanced Corsair Utility Engine」(CUE)で行う。

 マクロの設定では、デュアルマクロ(ダブルマクロ)が利用できる。これは、キーを押したときとキーを離したとき(キーの動きとしては“戻る”)のそれぞれに異なるコマンドを割り当てるマクロで、具体的な使いかたとしては、FPSでアサインしたキーを押してトラップを仕掛けて、そのキーを押したまま離れた場所に移動してからキーを離してトラップを起爆する操作を紹介している。

 ユーザーが設定した内容はプロファイルとして保存し、さらにこのファイルをほかのユーザーが設定したプロファイルを入手して自分も利用することが可能だ。Corsairによると、すでに多くのプロファイルが共有サイトに登録されていて多彩なイルミネーションパターンを利用できるようになっている。

Advanced Corsair Utility Engine

 また、Gamingキーボードのイルミネーションに動的に対応するゲームタイトルでは、プレイヤーキャラクターの体力ポイントが下がってきたり、撃たれて出血したりしたりなど、ゲームの状況に合わせたイルミネーションパターンが可能になる。ただし、対応ゲームタイトルについては現在ゲーム開発企業と交渉を行っている段階とCorsairは説明している。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月14日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. 新品は絶滅、中古は高騰──「令和にMDを聞きたい」と願った筆者が、理想の再生環境を整えるまでの一部始終 (2026年03月13日)
  3. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  6. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  7. ワコム上位機に肉薄? 10万円で18.4型4K! 高コスパ液タブ「GAOMON Pro 19」の長所と弱点 (2026年03月13日)
  8. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  9. 高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか (2026年03月12日)
  10. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年