ASUS JAPANは2月13日、デスクトップPCの2015年春モデルを発表した。ラインアップは液晶一体型の「ASUS All-in-One PC」シリーズに上位機「ET2323INT(型名:ET2323INT-55)」と下位機「ET2232IUK(ET2232IUK-18S)」、タワー型に上位機「M70AD(M70AD-I54460)」と下位機「K31AN(K31AN-J2900)」を用意する。
発売日は2月20日(K31ANのみ3月上旬以降)の予定だ。価格はオープン。
液晶一体型のAll-in-One PCシリーズは、液晶ディスプレイ単体製品のような薄型デザインのボディを採用。いずれもワイヤレスのキーボードとマウスが付属する。
上位機のET2323INTは、1920×1080ピクセル表示の23型ワイド液晶を搭載。表面の硬度を確保した高感度のタッチパネルにより、指でのタッチ操作はもちろん、画面に鉛筆で絵を描くこともできる。本体のカメラに向かってハンドジェスチャーを行うことで、PCに触れることなく動画の再生や停止といった操作も可能だ。
スタンドの左側にはQi対応の充電機能も備えており、対応スマートフォンなどをスタンドに置くことでワイヤレス充電が行える。スタンドの右側にはNFCを内蔵するほか、ノートPCなど他のデバイスをUSBで接続して2台の端末間でシームレスにファイル転送や操作ができる「Ai Crosslink」機能を持つ。
数量限定で、USB接続のピクセラ製テレビチューナー(PIX-DT300)を製品に添付する「ASUS All-in-One PC ET2323INT ご購入特典All-in-One PC がテレビに早変わり!」キャンペーンも実施する。
基本スペックは、CPUに2コア/4スレッド対応のCore i7-5500U(2.4GHz/最大3.0GHz)を採用。8Gバイトメモリ(PC3L-12800)、1TバイトHDD、GeForce 840M(1Gバイト)、Blu-ray Discドライブを搭載する。
通信機能は1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/acの無線LAN、Bluetooth 4.0を内蔵。HDMI入力、HDMI出力、USB 3.0×4、USB 2.0×1、SDXCメモリーカード/メモリースティックPROスロット、ヘッドフォン出力、マイク入力、200万画素Webカメラを備えている。
本体サイズは571(幅)×442(奥行き)×50〜200(高さ)ミリ、重量は約9.0キロだ。実売価格は16万9800円前後(税別)の見込み。
下位機のK31ANは、1920×1080ピクセル表示の21.5型ワイド液晶を搭載。こちらはタッチパネル非搭載だが、内蔵カメラを使ったハンドジェスチャー操作は可能だ。また、オフィススイートとしてOffice Personal Premium プラス Office 365 サービス1年パックが付属する。
基本スペックは、CPUに2コア/2スレッド対応のCeleron J1800(2.41GHz/2.58GHz)を搭載。4Gバイトメモリ(PC3L-12800)、500GバイトHDD、CPUに統合されたIntel HD Graphics、DVDスーパーマルチドライブを備えている。
通信機能は1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11b/g/nの無線LANを内蔵。HDMI出力、USB 3.0×4、USB 2.0×2、SDXCメモリーカード/メモリースティックPROスロット、ヘッドフォン出力、マイク入力、100万画素のWebカメラを備えている。
本体サイズは520(幅)×409(奥行き)×181(高さ)ミリ、重量は約7.22キロだ。実売価格は8万2800円前後(税別)の見込み。
タワー型の2モデルは液晶ディスプレイが別売となる。上位機のM70ADは、CPUに4コア/4スレッド対応のCore i5-4460(3.2GHz/最大3.4GHz)を採用。4Gバイトメモリ(PC3-12800/最大16Gバイト)、1TバイトHDD、GeForce GT 740搭載グラフィックスカード、Blu-ray Discドライブを搭載する。
本体上部にNFCを備えており、NFC搭載スマートフォンなどをかざすだけで、Windowsへのログオンやファイル転送が行える。また、本体には容量200ワットのUPS(無停電電源装置)を内蔵し、不意の停電が発生した場合でも、自動的に休止状態へ移行してデータを保護できる。
通信機能は1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/acの無線LAN、Bluetooth 4.0を内蔵。オンボードの映像出力(HDMI、DVI-D、D-Sub)、グラフィックスカードの映像出力(HDMI、DVI-D、D-Sub)、USB 3.0×2、USB 2.0×6、PS/2、CFカード/SDXCメモリーカード/メモリースティックPROスロット、音声入出力を備えている。
拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×1(空き×0)、PCI Express 2.0 x1×1(空き×1)、Mini PCI Express 2.0×1(空き×0)、ドライブベイは5インチ×2(空き×1)、3.5インチベイ×2(空き×1)の構成だ。
本体サイズは175(幅)×412(奥行き)×433(高さ)ミリ、重量は約9.8キロ。実売価格は9万9800円前後(税別)の見込み。
下位機のK31ANは、180(幅)×350(奥行き)×390(高さ)ミリのコンパクトボディを採用。4コア/4スレッド対応のCPUのPentium J2900(2.41GHz/最大2.66GHz)、4Gバイトメモリ(PC3L-10600/最大8Gバイト)、500GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。グラフィックス機能はCPU内蔵のIntel HD Graphicsを用いる。
通信機能は1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/acの無線LANを内蔵。HDMI出力、D-Sub出力、USB 3.0×2、USB 2.0×3、SDXCメモリーカード/メモリースティックPRO/xDピクチャーカードスロット、音声入出力を備えている。
拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×1(空き×0)ドライブベイは5インチ×1(空き×0)、3.5インチベイ×1(空き×0)の構成だ。
本体サイズは180(幅)×350(奥行き)×390(高さ)ミリ、重量は約5.3キロ。実売価格は4万4800円前後(税別)の見込み。
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