先週はGTX TITAN X以外でもグラフィックスカードの新製品が多かった。
ASUSTeKからはステルスゲーム「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」の無料ダウンロードクーポンが付いたSTRIXシリーズが3モデル登場。GTX 980搭載の「STRIX-GTX980-DC2OC-4GD5-SP」が8万3000円前後、GTX 970搭載の「STRIX-GTX970-DC2OC-4GD5-SP」が5万1000円前後、GTX 960搭載の「STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5-SP」が3万3000円前後で売られている。ドスパラ パーツ館は「ASUSTeKはセミファンレス機構を採り入れたクーラーが好評ですし、安定して売れそうです」と話していた。
そのほか、3月下旬から話題になっているGDDR5メモリ4Gバイト搭載のGTX 960カードのMSI製品も店頭に並んだ。「GTX 960 GAMING 4G」で、価格は3万7000円弱。入荷したBUY MORE秋葉原本店は「ウチでは、大いに注目しているといった動きは特にないです。やはりメモリを持て余してしまう人が多いのかなと。これからどう売れていくのか注目したいですね」と話していた。
4Gバイト搭載のGTX 960カードは、非ゲーム用途で4K表示を求めるユーザーへのヒットが一部で期待されているが、まだアキバ全体のブームにはなっていない様子だ。
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