インテルは6月5日、発売延期としていたスティックPC「Compute Stick」Windows 8.1モデルの発売日を再告知した。6月12日に販売を開始する。
同製品はもともと4月30日の発売予定だったが、4月23日に製品出荷手続きの問題と供給量確保のために発売日を5月12日に延期し、5月12日には製品の検証で一部不具合が確認され、原因究明のため延期を行うとして、2度目の発売延期となっていた。今回、原因究明と解決が行われたことで、発売日の公表に至ったとしている。
本体サイズ37(幅)×103(奥行き)×12(厚さ)ミリ、重量約54グラムの小型ボディにAtom Z3735F(1.33GHz/最大1.83GHz)を搭載するスティック型PC。HDMI出力を搭載し、ディスプレイに直接接続することでPCとして利用できるのが特徴だ。
Windows 8.1搭載モデルの主なスペックは、上記CPUに加え、2GバイトメモリとeMMC 32Gバイトを内蔵。インタフェースとしてmicro SDメモリーカードスロット(SDXC対応)とMicro USB、USBポートを搭載するほか、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0を備える。なお、OSにLinuxを採用するモデルは、メモリ容量が1Gバイト、ストレージが8Gバイトになる(Linuxモデルも発売日未定)。
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