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» 2015年07月27日 11時23分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUP!:「Windows 10」の上げ要素と下げ要素――アキバの反応は? (1/4)

DSP版Windows 10の販売予約が始まり、深夜販売の準備も着々と進められている。一方で、今回ばかりは新OSの反響が読めないという声も少なからず聞こえてくる。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「本当、どう転ぶかわかりません」――Windows 10が自作市場に与える影響

 既報の通り、先週末から多くのPCパーツショップでDSP版Windows 10の販売予約が始まっている。ProとHomeの2エディションがあり、それぞれに32ビットと64ビット版をそろえる。PCパーツとセットで売るバンドル販売形式をとり、廉価なインタフェースカードとのセット価格はProが2万5000円弱、Homeが1万7000円前後が目安となる。

og_akiba_001.jpg BUY MORE秋葉原本店のWindows 10予約受け付けPOP

 販売開始は8月1日0時。すでに複数のショップが7月31日夜からの深夜販売を表明しており、Windows 8.1以来およそ2年ぶりの新OSをもり立てる動きが加速している。

 ただ、ショップからは手放しで新OSに期待するようなポジティブ一辺倒の空気は伝わってこない。特に10の売り方に関する不安はよく耳にした。

 ある店員さんの「Windows 7/8/8.1を使っている人はとりあえず無料アップグレードで10に切り替えるでしょうし、あえてパッケージ版の10を購入する人がどれだけいるのか分かりません。そこにきて、(OS単体での購入ができない)バンドル販売の復活ですよ。OS購入のハードルが上がるのは間違いない」という談話が端的だ。

 これに関連して、「従来のOSを持っていれば無料で10が使えるんだから、新OSを機に新マシンを……という気持ちになりにくいかもしれません」といった不安もいくつか聞いた。

og_akiba_002.jpg TSUKUMO eX.の深夜販売イベント告知POP

 一方で、「Windows 8や8.1と比べて前評判は上々で、最大の購入層であろう7ユーザーの関心も高いです。興味を持つ層の絶対数が圧倒的に多いので、自作PC界隈に限定した向かい風をかき消す勢いはあると思いますよ」(某ショップ)という意見も多い。マイナス方面の声も少なからずあるが、トータルでみると肯定的に捉える向きが強い、というのが街の実際だと思われる。

 深夜イベントの成否についてもプラスとマイナスの意見が混在していた。マイナス要素は無料アップグレードに関するものが大半。わざわざDSP版を買わなくても無料アップグレードをすればいいという人が多いのではという懸念だ。

 プラスは時間的な好材料がよく挙げられた。TSUKUMO eX.は「Windows 7以来、OS発売は88.1も10月でしたが、今回は夏休み期間です。しかも、7月31日は金曜日夜ですからね。特価狙いだったり見物だったりでも気軽に足を運びやすいと思います」と話していた。

 また、「Skylakeが控えていることで、新マシンを組む機運が高まっているところはあるでしょう」(パソコンSHOPアーク)という意見もあった。

 いずれにしろ、自作パーツ街全体で関心が高まっているのは確かだ。フタを開けたらどうなっているか。とりあえず8月1日を待とう。

og_akiba_003.jpg パソコンSHOPアークの深夜販売イベント告知POP

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