10月22日0時、DSP版Windows 7の一般向け販売が解禁された。深夜販売を実施した秋葉原の各店舗では、カウントダウンのかけ声とともに、新OSの到来を歓迎する声が上がった。
この日アキバに集まった人数は1000人を大幅に超えるとみられる。正確な数は不明だが、業界関係者の間では「Windows 98以来の盛況」「Vistaの倍以上」といった声が聞かれ、事前予想通りの盛況ぶりを示した。ショップが用意した特価品販売などが締め切られた後も人通りは絶えることなく、Windows 7を買い求めてアキバに集まった人たちは、インテルの天野氏やAMD土居氏のトークセッションをはじめ、くじ引きやプリマベーラによるイリュージョンショーなど、さまざまなイベントを楽しみながら解禁までの時を過ごしていた。
予想を超える人数だったためか、一部ではサーバ負荷によりレジが止まるといったトラブルに見舞われる店舗もあったが、久しぶりの“お祭り”にアキバ全体が沸いていたのは間違いない。もっとも、各ショップに共通する傾向として、「近隣の迷惑にならないよう大きな音を出さない」「通行人のじゃまにならないように列を調整する」など、できるだけ静かにマナーよく楽しもうと努力する姿が印象的だった。


インテルの天野氏とライターの高橋氏による漫才のようなトークセッション。スライドには“Windows 7はVista 3.1”の文字が躍り、聴衆から笑いを取る(写真=左)。Windows 7とAMDプラットフォームの親和性の高さをアピールする土居氏(写真=中央)。イリュージョンユニットのプリマベーラ(写真=右)それでは速報として各ショップのカウントダウン直後の様子を写真で紹介しよう。

“兄貴”こと土居氏のかけ声とともにカウントダウンを行ったTSUKUMO eX.。実はカウントダウンを2回やっている……(写真=左)。同店の先頭でWindows 7を受け取った男性は、なんと朝の10時から14時間も並んでいた(写真=右)。知人がWindows 7ローンチパーティの主催者に当選しているらしく、記念Tシャツを着用していた。「西早稲田にある音楽喫茶 茶箱で実施するので近くの人は遊びに来て」と宣伝されてしまった
新店舗に移転したフェイスでは、いとうのいぢ氏がデザインを手がけた“痛Netbook”のキャラクター、音々(ねおん)ちゃんのコスプレをする二人がカウントダウンを行った。新店舗の広いフロアに客がすし詰め状態なお、Windows 7 DSP版やパッケージ版の販売風景は、こちらのTwitterでもお届けしているので、あわせて楽しんでほしい。
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