NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は1月17日、個人向けPC「LAVIE」の2017年春モデルを発表した。今回発表の機種は、いずれも1月中旬以降の出荷を予定している。
新モデルに共通の特徴として、付属のBluetoothマウスのセンサーをレーザー方式からブルーLED方式に変更したことが挙げられる。これにより、駆動に必要な単3電池の本数が2本から1本に削減され、ガラス素材のテーブルなどでも使えるようになった。
また、NECPCの独自アプリ「インフォボード」がバージョンアップし、AndroidまたはiOSを搭載するスマートフォン・タブレットと写真・動画やWebのURLを相互に送りあえる「インフォボード コネクト」機能を追加した。インフォボード コネクトについては、既存の一部モデルも、ソフトウェアのバージョンアップで対応する予定だ。
(記事中の価格は全て税別)
15.6型ワイド液晶を搭載するスタンダードノートPC「LAVIE Note Standard」では、プレミアムモデルの「NS750」、ハイスペックモデルの「NS700」「NS550」「NS350」と、ベーシックモデルの「NS150」「NS100」に新モデルが登場する。いずれも2016年秋冬モデルをマイナーチェンジしたモデルとなる。なお、プレミアムモデルの最上位「NS850」については、2016年冬モデルを継続販売する。
NS750には、新たなカラーバリエーションとして「クリスタルグリーン」を追加した。その代わり、2016年冬モデルにおける新色「クリスタルゴールド」は用意しない。
NS350は、ディスプレイの解像度が従来機種のFWXGA(1366×768ピクセル)から、フルHD(1920×1080ピクセル)に引き上げられた。
市場想定価格は、以下の通り。
23.8型ディスプレイを内蔵するオールインワン(AIO)タイプのデスクトップPC「LAVIE Desk All-in-one」は、CPUを第7世代Core iプロセッサ(Kaby Lake)またはCeleron 3865U(Apollo Lake)に刷新している。
プレミアムモデルの「DA970」と「DA770」は一本足スタンドが特徴の新デザイン筐体を採用し、ヤマハ製のハイレゾ対応スピーカー(5.5W+5.5W/2.5Wツィーター付き)と、USB 3.1端子(Type A×2)を搭載している。ハイレゾ対応スピーカーは、PC内蔵のものとしては初めて日本オーディオ協会の「ハイレゾロゴ」を取得している。
ハイスペックモデルの「DA570」とエントリーモデルの「DA370」「DA350」は、NECPCのAIO PCではおなじみの「フォトフレームデザイン」の筐体を引き続き採用し、ヤマハ製の新型スピーカー(3W+3W)を搭載している。
市場想定価格は以下の通り。
今回発表された各モデルには、Web直販「NEC Direct」限定モデルも用意される。Web直販限定モデルでは、OSに「Windows 10 Pro」(量販店モデルでは「Windows 10 Home」のみ)を選択できるほか、CPU・メモリー・ストレージの構成、Microsoft Officeライセンスの有無(ありの場合はエディションの選択)、テレビチューナーボードの有無(AIOのみ、ありの場合はチューナー数の選択)など、構成をカスタマイズできる。
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