ソニー、従来比1.5倍の高精度を実現する距離画像センサーを開発

» 2017年06月05日 14時05分 公開
[ITmedia]

 ソニーは6月5日、ジェスチャー認識や物体検知などに有用な高精度距離画像センサーを開発したと発表した。

 Softkinetic SystemsのToF方式距離画像センサー技術と、ソニーの裏面照射型CMOSイメージセンサー技術を融合したもので、業界最小となる10μm角画素を実現する距離画像センサーの開発に成功。製品から1.5倍の距離でも従来と同等の精度を得られており、1mの距離からの測距を行った場合の距離誤差は従来製品の12.9mmから5.9mmまで向上している。また、モジュールの低消費電力化と小型化もあわせて実現した。

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