Ryzenシリーズの好調を受け、AMDファンに向けたユーザーイベント「AMD FAN DAY FESTIVAL」が秋葉原UDX(東京都千代田区外神田4-14-1)で11月18日に開催された。
3月のRyzen 7投入以降、PC自作層をターゲットにする秋葉原のPCパーツショップでは、競合のIntelと5:5で拮抗していると言われるほど注目を集めているRyzenシリーズ。ハイエンドのRyzen Threadripperでは発売当初の国内市場価格や突然の値下げ(に対する初期購入者への補填内容)などで一部批判を集めたものの、久しぶりに元気なAMDを歓迎して多くのファンが会場に詰めかけた。
イベントのオープニングでは、Michael Liao氏(Director of Sales and Marketing ASIA Pacific,Japan)が登壇。AMDがこれまで世に送り出してきたCPUを振り返り、CPUの動作周波数が初めて1GHzの壁を突破したのも、1つのダイにデュアルコアを搭載したのも、APUというコンセプトを打ち出したもAMDだと述べ、テクノロジーをリードしてきたAMDの存在感を改めて強調するとともに、Intelに対する“反転攻勢”のきっかけとなったRyzenの好調ぶりをアピールした。
高い性能が求められるVR、ゲーミング、クリエイティブのすべての分野で「Ryzenでみんなハッピーになる。ただし、競合(Intel)以外は(笑)」(Michael Liao氏)。
このほかAMD FAN DAY FESTIVALでは、ゲームやVR、FreeSyncなどのデモを中心としたメーカー各社の展示や、オーバークロックの実演、高橋敏也氏など自作界の著名人によるトークセッション、秋葉原のPCパーツショップを巻き込んだスタンプラリーなども行われ、AMDファンを楽しませていた。
なお、イベント第2部は午後4時スタートで午後6時まで。18日に秋葉原にいる人は立ち寄ってみてはいかがだろうか(入場無料)。
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