ストレージの新製品では、Crucialの2.5インチSATA SSD「MX500」シリーズが注目を集めていた。1TBと500GB、250GBモデルが先行して店頭に並び、週末に2TBモデルも売り出された。税込み価格は順に3万4000円弱〜3万6000円強、1万9000円前後、1万1000円前後、6万6000円弱〜7万円強となる。
MX500シリーズは2016年6月に登場したMX300シリーズに続くシリーズで、同社(Micron)製の3D NANDを採用している。シーケンシャル速度は全容量で、リード560MB/秒、ライト510MB/秒となる。
入荷したTSUKUMO eX.は「SSDの標準的なシリーズの後継なので、安定して売れてくれると思います。最初からコスパも悪くないですしね」と評価していた。
なお、ここ最近は起動ドライブ用としてM.2 NVMe SSDが選ばれるケースが多いと方々のショップで耳にする。その時代において2.5インチSSDはどのような使われ方がメインになっているのだろうか。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店で尋ねると、「そうはいっても起動用の人気が大きいと思います。ボリューム用に買っていく方も確かにいらっしゃいますが、割合は多くないですから」と現状を教えてくれた。そういった背景から売れ筋になりそうなのは、仕様的にもコスパ的にも起動ドライブに選びやすい500GBモデルだという。
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