日本HPは7月18日、法人向けプレミアムPC「HP Elite」の新モデルを発表、9月から順次販売を開始する。
モバイルPCとしては、厚さ15.8mmのスリム筐体を実現するコンバーティブルノートモデルの「HP EliteBook x360 1030 G3」、13型2in1タブレットモデルの「HP Elite x2 1013 G3」、15.6型ノートPCモデルの「HP Elite x2 1013 G3」を用意、いずれも第8世代Coreプロセッサの搭載に対応した。
HP EliteBook x360 1030 G3は最大18時間駆動対応のバッテリーを内蔵する他、4G LTE通信モジュールも装備した。また、ペンが本体から離れた場合などに置き忘れを警告できる機能を備えたアクティブペンをオプション選択で搭載することも可能だ。同社直販「HP Directplus」販売価格は19万4000円から(税別、以下同様)。
HP Elite x2 1013 G3は省スペース筐体を実現する2in1モデルで、バリエーション製品としてLTE-Advanced搭載モデルや、ワンタッチで切り替えが可能な内蔵型プライバシースクリーンの「HP SureView」を搭載するモデルなどを用意する。同社直販価格は13万9800円から。
ノートPCモデルのHP EliteBook 1050 G1は、グラフィックスコアとしてGeForce GTX 1050を搭載。ストレージは最大4TBまでのNVMe SSD(2TB×2基)を装着できる。同社直販価格は17万9800円から。
ディスプレイ一体型デスクトップPCモデルには、ポップアップ式Webカメラやノイズキャンセリングマイクなどを備える「EliteOne 1000 G2 All-in-One」を用意。ラインアップは湾曲ウルトラワイド仕様の34型ディスプレイ搭載モデルと、4K表示対応27型ディスプレイ搭載モデルを取りそろえている。価格はそれぞれ29万8000円から、24万9000円から。
また日本HPは、同社製ワークステーション「HP Z Workstation」シリーズのラインアップにエントリー向けモデル3製品「HP Z2 Mini G4 Workstation」「HP Z2 SFF G4 Workstation」「HP Z2 Tower G4 Workstation」を追加、8月下旬に販売を開始する。
HP Z2 Mini G4 Workstationは容量約2.4l(リットル)の超コンパクト筐体を採用するモデルで、グラフィックスカードはオプションでQuadro P1000までの搭載に対応。またラックマウント設置用ブラケットもオプションとして用意しており、42Uサイズのラックに最大56台の設置を行える。直販価格は13万3000円から。
HP Z2 SFF G4 Workstationはスリム筐体を採用するエントリーモデル。豊富なインタフェースを利用可能なフレキシブルI/Oオプションを用意しており、PCIe拡張カードを用いることなくレガシー機器などを接続できる。直販価格は11万7000円から。
HP Z2 Tower G4 Workstationはタワー型筐体採用モデルで、CoreプロセッサおよびXeonプロセッサの搭載に対応した。従来モデルから約13%の小型化を実現、本体の移動が容易なハンドルを天板前後に備えている。直販価格は12万6000円から。
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