日本通信は4月14日、モバイルワーク支援ソリューションを手がけるソフトブレーン・インテグレーションがMVNO事業を展開するにあたり、MVNEとして支援することで合意した。
ソフトブレーン・インテグレーションは、法人向けの携帯電話やモバイルデータ通信サービス、モバイルシンクライアントソリューションを提供する企業。日本通信との協業により、eセールスマネージャーやビジネスゲートなどの自社サービスと、FOMAネットワークを利用した3Gモバイルデータ通信を、ワンストップで提供できるようになる。
同社はすでにウィルコムやau、ソフトバンクモバイルのMVNOとして各社の移動通信網を利用したサービスを提供している。今回、FOMA網の利用を検討する中で、顧客に対して柔軟な価格設定が可能であることから、日本通信からFOMA網を借り受けることを決めたという。
日本通信は、ドコモのFOMA網をMVNOとして借り受けることが決まって以来、借り受けたFOMA網をMVNEとして提供する事例が増えたといい、2008年末で8社に提供したという。
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