CRI・ミドルウェアとヴァルアップテクノロジは9月17日、共同で開発したiPhone/iPod touch向けのインアプリPRエンジン「CLOUDIA(クラウディア)」を正式に発表した。
CLOUDIAは、アプリ内で自社で開発したほかのアプリのPRを行うソリューション。CLOUDIAエンジンをアプリ内に組み込むことで、アプリがCLOUDIAサーバと連携し、アプリのリビルドや再申請を行うことなく最新のPR情報をアプリ内に表示できる。
告知のパターンもバナーだけでなく「カバーフロー」「カルーセル」など、ユーザーの操作に応じて動くようなものも用意しており、ユーザーの関心を引くための工夫が凝らされている。多言語機能も搭載しており、iPhoneやiPod touchの言語設定に合わせ、自動的に各国語に対応したコンテンツを表示する。
表示するコンテンツのメンテナンスはWebブラウザベースで行えるため、専門知識が不要な店も特長の1つ。更新内容はCLOUDIAサーバを通して全ユーザーのアプリに即時に反映される。またPRコンテンツの表示回数、ユーザー数、告知アプリのダウンロード数といった効果リポートもWeb上で確認できる。
今後はアプリランチャー機能、アップデート機能、アイコンバッジ対応(Push Notification)、レコメンデーション機能、動画ローカル再生機能(バックグラウンドダウンロード対応)、告知エンジンのバリエーション強化、Analyticsの強化、Androidなどの各種スマートフォン対応なども順次実装していく計画だ。
なおCRI・ミドルウェアは、CLOUDIAの正式サービスに先駆け、βテストに協力してもらえるコンテンツプロバイダを募集している。テストへの応募は、iPhone向けアプリをリリース済み、もしくは現在開発中のであれば法人・個人を問わず受け付けている。応募は http://www.cri-mw.co.jp/cloudia/beta から。
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