インターネットイニシアティブは、仮想デスクトップソリューション「IIJ GIOリモートオフィス」を開発し、7月から提供を開始すると発表した。
IIJ GIOリモートオフィスは、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO」上でデスクトップ環境とアプリケーションを仮想化する「IIJ GIO仮想デスクトップサービス」と、グループ企業のネットケアが独自開発したクラウド型シンクライアントソリューション「REMO」を組み合わせた製品。サーバや端末を月額サービスで利用できるため、初期導入時のコストや運用コストを軽減できる。
REMOによるシンクライアントサービスは、ネットブック型とUSB型の2種類があり、USB型を選べば既存のPCをシンクライアント端末化して利用できる。ユーザーはREMOがレンタルで提供するシンクライアント端末か、USB型でシンクライアント端末化したPCを使用して、IIJ GIO上の仮想デスクトップ環境にアクセスできる。
利用料金は、100ユーザーで仮想デスクトップ環境を構築した場合、月額1台あたり9880円から。今後は、IIJ GIOリモートオフィスとIIJ GIOのコンポーネントサービス群を組み合わせることで、デスクトップ環境だけでなく、社内のWindowsのサーバ環境もクラウド上に展開することが可能になるという。
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