Symbian Foundationは11月8日、スマートフォンOS「Symbian」の開発をNokiaに移管し、今後は同OSに関連する知的財産のライセンス事業に移行すると発表した。
Symbian FoundationはSymbian OSの開発と推進に当たってきたが、モバイル市場や景気全般の変化を受けて、現行の体制は不適切と判断したという。業務と人員を削減し、2011年4月までにライセンス事業に移行する計画だ。
NokiaはSymbian Foundationの発表を受け、あらためてSymbian支持を表明。「Symbian開発にリソースを投じ続ける」とコメントした。同OSの将来はSymbian Foundationの存在に依存していないとし、今回の変更はNokiaのSymbianデバイスのロードマップに影響しないと述べている。
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