長野県佐久市、観光情報をARで提供 TISのスマホ向けサービス「SkyWare」で実現

» 2011年08月17日 16時34分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 TISは8月16日、スマートフォンのGPSとAR機能を活用してコンテンツを配信する情報配信プラットフォーム「SkyWare(スカイウェア)」の観光ナビゲーションサービスを、長野県佐久市が採用したと発表した。

 TISが提供するSkyWareは、スマートフォンやタブレット端末などに対して、GPS位置情報にひも付くARコンテンツを配信する情報配信プラットフォームだ。現在、iOSとAndroidに対応する。今回は佐久市から観光宣伝委託を受けている佐久市観光協会が、観光客向けに観光情報を提供するSkyWareのサービス「街歩き観光ナビゲーションサービス on SkyWare」を導入。新しい中山道の歩き方として、スマートフォンを使った観光プログラム「佐久中山道宿場めぐり(仮)」を10月1日より開始する。

PhotoPhoto 「佐久中山道宿場めぐり(仮)」のナビゲーション画面イメージ

 佐久中山道宿場めぐり(仮)では、街歩き観光ナビゲーションサービス on SkyWareが持つ「AR機能と地図による観光情報の表示」「音声と動画によるガイド」「GPS機能によるお勧めルートのナビゲーション」を利用。スマートフォンのカメラに映し出された街並みに街道の歴史遺産、食文化、裏話を情報タグとして表示するほか、季節の祭りを動画で紹介したり、街道に伝わる小唄を音声ガイダンスとして提供する。また、これまで観光パンフレットには載せられなかった中山道の“マル秘裏話”を登録し、地元でしか知ることができない昔話、食文化、おもしろ情報として提供し、着地型観光ナビゲーションを実現するという。

 なお、対応機種や推奨端末、アプリのダウンロード方法は9月より佐久市ホームページに掲載される。

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