HTC製Android端末に個人情報流出の脆弱性発覚

» 2011年10月03日 09時06分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 台湾のHTC製Android搭載スマートフォンに個人情報流出につながる脆弱性があると、Android関連情報サイトのAndroid Policeが10月1日(現地時間)、発表した。指摘の対象は「EVO 3D」「EVO 4G」「Thunderbolt」で、「Sensation」のシリーズにも可能性があるという。

 Android Policeによると、この脆弱性を突いた悪質なアプリをインストールすると、メールアドレス、GPSのロケーション情報、電話番号、テキストメッセージのデータなどにアクセスされる恐れがある。

 Android Policeは9月24日にHTCにこの脆弱性を報告したが、5営業日たっても同社からレスポンスがなかったため、この情報の公開に踏み切ったとしている。

 この脆弱性は、HTCがAndroidプラットフォームに独自のロギングツールを追加したことによる。通常のロギングツールでは、アプリはユーザーが許可したデータにしかアクセスできないが、このツールでは上記のようなデータに無許可でアクセスできてしまう。

 Android Policeは開発者のトレバー・エッカート氏が作成したコンセプト実証アプリケーションを使い、EVO 3Dでユーザー情報にアプリがアクセスできてしまうことを実証した。

 この脆弱性の解決は、HTCによるアップデートを待つか、ジェイルブレイクして「HtcLoggers.apk」ファイルを削除するしかないという。Android Policeは、HTCからのアップデートがあるまでは、疑わしいアプリのダウンロードを控えるようにユーザーに呼び掛けている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月20日 更新
  1. Androidでおサイフケータイを使いたくない理由 初期化で消えないデータと売却時の落とし穴 (2026年09月19日)
  2. フォルダブル歴5年の筆者も驚いた「iPhone Duo」の完成度 ソフトウェアの力で再定義できるか (2026年09月19日)
  3. 「おサイフケータイ」のリセット方法を改めてチェックする(新しめの機種限定) (2026年09月07日)
  4. 出そろった「iPhone 18 Pro」の価格を4キャリアで比較 ソフトバンクが衝撃の安さ、楽天モバイルが異例の施策 (2026年09月13日)
  5. IIJに聞く“eSIMサポート”の裏側 「つながらない」「消した」なぜ起こる? 現場が打つ次の一手 (2026年09月18日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  8. 「iPhone 18 Pro」は何が進化した? 「iPhone 17/17 Pro」とスペックを比較 全て20万円超えの価格が悩ましい (2026年09月10日)
  9. iPhone 18 Proに保護フィルムを貼るとFace ID認証できない不具合 原因は“赤外線カメラの位置” (2026年09月19日)
  10. 2026年の「iPhone祭り」はマイルドに? iPhone以外のネタが3つランクイン (2026年09月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー