上田ケーブルビジョン(UCV)とTISが、12月10日に開催される信州上田の街歩きイベント「古の城下町コース」をIT面で支援すると発表した。タブレット端末をガイド代わりに活用し、ARと動画で街を案内するシステムを展開する。
古の城下町コースは、城下町時代の古地図を見ながら街歩きを楽しむイベントで、両社はイベント向けに位置情報とAR、タブレット端末を活用したガイドサービスを提供。タブレット端末で専用アプリを起動すると、町歩きの観光ルートがARと地図で表示され、イベント参加者が動画コンテンツを通じてより詳細なスポット情報を得られるシステムを構築する。
サービスの開発にあたり、UCVは動画コンテンツとWiMAX回線、NECのクラウドコミュニケーター「LifeTouch」を提供。TISはGPSとARの連携でコンテンツを配信する情報配信プラットフォーム「SkyWare」を提供する。
なお、今後は真田幸村など真田三代を紹介した観光情報や、上田ケーブルビジョンが開催している市民講座「うえだ学のススメ」とのタイアップなどの分野での活用を検討しているという。
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