iPadで遠隔操作できるハイテクヨット海外モバイルニュースピックアップ

» 2012年04月13日 13時47分 公開
[中野恵美子,ITmedia]

iPadで遠隔操作できるハイテクなヨット

Photo ハイテクヨット「Adastra」

 iPadからリモートでコントロールできる豪華なハイテク・ヨットが登場したと、Daily Mailなどが報じている。香港で海運業を営む富豪Anto Marden氏の依頼を受け、サセックスに本拠地を置くヨットデザイナーJohn Shuttleworth氏が設計した「Adastra」というヨットがそれだ。全長42.5メートル、幅16メートル、重さ52トンという大きさで、9人のゲストと6人のクルーが乗り組める。計画から実際に建造するまでには、5年もかかっているのだとか。

 見た目も美しいが、やはり一番の呼び物(?)はiPadから制御できるところだ。“50メートル以上離れなければリモートコントロールできる”というのだが、そこまで離れて操作したい状況というのがいったい何なのか想像がつかないんですが……。

 ちなみにNews.com.auが、Adastraのギャラリーを掲載している。Good job!

“歩きながらケータイメール”でクマに遭遇!

 歩きながらケータイの操作をしていて人にぶつかったり、物につまづいたり――といった経験がある人は少なくないだろう。だが、ケータイメールを入力しながら歩いていたら、クマに遭遇!という事態は滅多になさそうだ。

 カリフォルニア州ラクレセンタではここ数週間、400ポンドほどのクマが徘徊し、住宅に侵入して食べ物をあさるなどしていた。そのクマの様子を上空から撮影していた人が、ケータイを見ながら歩いていた男性が真正面からクマに遭遇したところがキャッチされたとTimeが報じている。男性が文字通り飛び上がって驚き、走り去る様子を映像で見ることができる。何事もなかったからいえるのだが、その驚きっぷりはかなり笑える。

 クマの「ミートボール」は(冷蔵庫から冷凍ミートボールを盗んだことから、周辺住民が付けたあだ名)その後収容され、無事に生息地区に戻されたそうだ。

充電中にケータイをクリーニング

 携帯電話はトイレの便座以上に不潔――という情報が世間を震撼させたことがあるが、Mashableが「PhoneSoap」というプロジェクトを紹介している。

 これはケータイの充電中にクリーニングもしてしまえ、という製品で、この海外モバイルニュースピックアップでは何度もご紹介している資金調達サイト「Kickstarter」で、現在、出資者を募集中だ。PhoneSoapにケータイを設置すると、充電とクリーニングが同時に行われる仕組み。上下からUVCが照射され、ケータイを消毒する。

 39ドルの「出資」でプレオーダーとなるが、すでに170人が登録しており、2台購入できる75ドルの出資者も50人を超えている。まだ20日の期限が残っているのに目標調達額まであと3000ドルほどなので、間違いなく製品化されるでしょう。

スマホアプリと連動する腕時計

 Kickstarterといえば、以前、エイプリルフールのジョークガジェット「The Littlest Black Book for iPod Nano」の開発者が製品化を目指して、出資者を募集中であることをご紹介したが、現在、目標額4500ドルのところおよそ3000ドルが集まっている。34ドルで1つ購入できる形になっているので、100人程度集まらないと製品化は難しい。残すところあと18日。無事製品化されるだろうか?

 じりじりと出資者を集めているThe Littlest Black Bookとは対称的に、あっという間に製品化が決まったプロジェクトもある。「Pebble: E-Paper Watch for iPhone and Android」だ。

Photo 製品化が決まったPebble: E-Paper Watch for iPhone and Android

 Pebbleは、スマートフォンのアプリと連動する腕時計。画面のインタフェースをいろいろと変えられるだけでなく、サイクリストやランナー向けには、スマートフォンのGPSにアクセスしてスピードや距離、ペースなどのデータを表示したり、スマートフォン上の音楽機能を操作したり、といったことも可能だ。ホワイト、ブラック、レッドそして投票で決まる第4のカラーの4色で展開する。

 10万ドルの資金調達を目指していた同プロジェクトは、なんと2時間でそれを達成。クローズまであと36日もあるのに、現在既に77万5000ドル超が集まっている。開発者向けのPebble SDKも提供されるので、さまざまな可能性を秘めたガジェットになるだろう。ちなみにMashableでも紹介されてます。

iPad組み立て工場の様子をビデオで紹介

 あちこちに掲載されているので、代表してAppleInsiderの記事でご紹介するが、中国の工場でiPadが組み立てられている様子を撮影したビデオが、ジャーナリストのRob Schmitz氏により公開された。工場の労働条件の悪さについては、これまでさまざまなメディアが報じているが、「“労働者がひどく搾取されている”という記事は、かなり扇情的に誇張されたフィクションである」とSchmitz氏は考えているようだ。

「いいね!」でモデルが服を脱ぐ!? 驚きのキャンペーン

 「いいね!」するとモデルさんが服を脱ぐ――というキャンペーンがFacebookで実施されているとBusiness Insiderが伝えている。米国のファッションブランドStussyの試みで、同社の春夏コレクションを身につけたモデルが「いいね!」した人の数に応じて着ている服を脱いでいく、というものだ。「いいね!」人数は続々と増加中。私も一応、「いいね!」してみました。

米国の職業ランキング、トップは

 CareerCast.comの調査によると、米国の職業ランキングのベスト1はソフトウェアエンジニアだそうだ。収入のほか、仕事の環境やストレス、身体にかかる負担、求人状況のスコアなどを考慮して算出したもので、同調査によるとソフトウェアエンジニアはストレスが少なく、収入もよい――ということらしい。

 IT系の仕事では、オンライン広告マネージャーが第8位、コンピュータシステムアナリストが9位、Webデベロッパーが15位など。ちなみに堂々のワースト第1位は木材伐採人、第2位は酪農業者、第3位は兵士。

 この結果には異論も寄せられている。日本と状況は異なるだろうが、あなたの職業は第何位だろうか?

ケータイ番号で送金するスマホアプリ、バークレーズ銀行が提供

 顧客同士が電話番号を利用して送金しあえるという、バークレーズ銀行のアプリ「Barclays Pingit」がサービスを拡張し、英国内の銀行口座と携帯番号を持っている人なら、同行の顧客でなくても送金できるようになったとThe Next Webが紹介している。

 銀行口座(どこの銀行でもいい)と電話番号をリンクさせると、電話番号のみで送金できるそうで、アプリはiOS、Android、BlackBerryに対応している。アプリは2日で約2万もダウンロードされるなど、英国内で注目を集めているようだ。

ツイートが原因で裁判が無効に

 Twitterで不用意なことをつぶやき、問題になるケースはよくあるが、ツイートが原因で裁判が無効となるという事件がカンザスで起きたとDaily Mailが報じている。殺人事件の容疑者Austin Taborに対する審理を行っている最中、Topeka Capital-JournalのAnn Marie Bush記者が、陪審員の写真入りでツイートを投稿したことが原因だ。

 裁判官は、法廷にカメラ付きケータイを持ち込むことを許可してはいたが、写真は撮らないようにと命じていたそうだ。この女性記者は、ケータイから裁判の模様をライブでツイートしており、その際に何人かの陪審員の姿を含む写真も投稿してしまった。裁判の日程は6月か7月頃に変更される模様。

5台のMacBook Airを開封する喜び

 すいません(さきに謝っておきます)。一部の人にはウケるかもしれないシリーズ第1弾。

 スティーブ・ジョブズ氏がMacBook Airを封筒から取り出した時の衝撃を、今でも覚えている方は少なくないと思うのだが、Mac好きな人にとってこのマシンの箱を開けるのには特別な楽しみがあるようだ。「MacBook Airの開封以上のものがあるとしたら、それは5台のMacBook Air開封だ!」という映像をThe Loopが掲載した。

 非常にバカバカしいが、「うおっ、5台だとこうなってるのか!」「薄っ」と妙に感動する。Mac好きな方はぜひ。

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