アイシェアは11月27日、「携帯電話の衛生面に関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月10日から同12日まで、同社が運営する無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に行ったもので、有効回答数は420人。
“携帯電話を汚染している細菌の数はトイレの便座より多い”という中国の調査結果を伝えた上で、自分の携帯端末の衛生面についてどう思うかを聞いたところ、62.1%が「ちょっと汚いかもと思う」、17.4%が「細菌だらけだと思う」と回答し、「汚い」と感じている比率は全体では79.5%となった。男女年齢別に見ると、女性で84.0%、20代では90%が「汚い」と思うと回答しており、男性より女性の方が、また年代が低いほど携帯端末に「汚い」という感覚を持っていることが分かった。
その一方で、携帯端末を「定期的に掃除している」人は全体の6.0%にとどまった。「気になった時だけ掃除する」人が52.4%と半数以上を占め、41.7%は「ほとんど掃除をしない」と回答。また91.0%が消毒を「したことがない」と答えた。
なお、固定電話を「持っている」と回答した354人に掃除しているかどうかを聞いたところ、「気になった時だけ掃除する」人が59.6%で最多となり、「ほとんど掃除しない」人が32.8%となった。91.5%が消毒を「したことがない」と回答しており、携帯端末とほぼ同様の結果が得られた。
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