Nokia決算、大幅赤字

» 2012年04月20日 07時10分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 フィンランドのNokiaが4月19日(現地時間)に発表した2012年第1四半期(1〜3月期)決算は、売上高が前年同期比26%減の73億5400万ユーロ(約96億6000万ドル)で、営業損失は13億4000万ユーロ(約17億6000万ドル)だった。前年同期の営業利益は4億3900万ユーロ(約5億7600万ドル)だった。1株当たり純損失は0.08ユーロ(約10セント)。

 同四半期に、独Siemensとの合弁通信機器会社Nokia Siemens Networksのリストラ費用として7億7200万ユーロ(約10億140万ドル)を計上した。

 昨年4月に米Microsoftと結んだ契約の下、Microsoftからプラットフォームサポート費として同四半期に2億5000万ドル(1億9000万ユーロ)を受領した。

 全携帯端末の出荷台数は24%減の8270万台。ASP(平均販売価格)は22%減、粗利益率は4.4ポイント減だった。スマートフォンは51%減の1190万台だった。なお、米Appleは直近四半期(10〜12月期)のiPhone販売台数を前年同期比128%増の3704万台と発表している。

 昨年11月に発売したWindows Phone搭載スマートフォンのLumiaシリーズは着実に売り上げを伸ばしており、第1四半期には200万台以上が売れたという。同社は4月8日に同シリーズの最上位機種「Lumia 900」を米国で発売し、19日に新興国市場向けの低価格モデル「Lumia 610」を中国やインドネシアなどのアジア市場で発売すると発表した。

 スティーブン・エロップCEOは「われわれは新たな戦略を進展させているが、予想以上に厳しい競争に直面している」とし、Lumiaの売れ行きに関しては「米国などでは予想を上回ったが、英国では苦戦している」と語った。

 Nokiaは同日、販売担当の上級副社長、コリン・ガイルズ氏の辞任と、販売部門の組織再編を発表した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月10日 更新
  1. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  2. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  3. 「iOS 27」はアプリの起動速度が30%高速、最適な通信切り替えも iPhone 11やiPhone SE(第2世代)も対応 (2026年06月09日)
  4. 次世代の「Siri AI」発表 ユーザーを理解した応答が可能、表現力も向上 26年後半に英語から対応 (2026年06月09日)
  5. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. iOS 27では「子ども用アカウント」を作成可能に 成人向けサイトの制限やつながる相手の管理も (2026年06月09日)
  8. 【ワークマン】1900円の「アーバンマルチストレージトート」 ポーチ代わりになるポケット付き (2026年06月09日)
  9. WWDCで「折りたたみiPhone」に言及なしも、Apple版「大画面×AI」に期待できるワケ (2026年06月09日)
  10. Rakuten Link、着信拒否とRCSを頑なに拒否――楽天経済圏スーパーアプリはユーザーを置いてきぼりか (2026年06月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー