スマホもタブレットもアップルが首位に――2012年第1四半期の国内スマートデバイス出荷で:調査リポート

» 2012年07月04日 13時35分 公開
[ITmedia]

 スマホとタブレットの国内出荷台数でアップルが首位に――。IDC Japanが行った2012年第1四半期(1〜3月)の国内スマートデバイス出荷調査で、こんな結果が明らかになった。

 国内スマートフォンの出荷台数は、前年同期比68.2%増の655万台となり、2四半期連続で600万台を超える出荷台数を記録。全携帯電話に占めるスマートフォンの割合は64.5%に達している。OS別ではAndroid OSが65.6%を占めてiPhoneを上回ったが、ベンダー別シェアではアップル(34.4%)が首位を獲得した。2位には富士通(21.2%)、3位にはシャープ(14.4%)がつけている。

 IDC Japanは出荷台数が伸びている理由について(1)スマートフォン需要が先進ユーザーに限らず一般ユーザーへも広がりを見せたこと(2)大手通信事業者が販売奨励金を上積みする販売戦略を継続したこと を挙げている。

Photo モバイルデバイス市場の出荷台数予測

 メディアタブレット市場も急速に拡大しており、第1四半期の出荷台数は前年同期比204.4%増の64万台に達した。OS別ではシェア約7割(69.4%)を占めるiPadが圧倒的な強さを見せている。ベンダー別シェアはアップルがトップで、以下、富士通(10.9%)、シャープ(6.5%)と続いた。タブレット市場拡大の理由についてIDC Japanは、(1)“実質ゼロ円”販売で需要が拡大したこと(2)LTEに対応するタブレット端末の登場で、先進ユーザー層から高い評価を得たこと を挙げている。

 今後の見通しについては、短期的にはスマートフォン需要は好調に推移するが、半導体などの供給不足からハイエンド端末の出荷が一時的に抑制される可能性があるという。また、タブレット市場は、2012年後半をめどに複数の低価格モデルが投入される可能性が高いことから市場拡大はさらに続く見込みだという。

 なお、IDC JapanでPC、携帯端末&クライアントソリューション シニアアナリストを務める木村融人氏は、スマートフォン市場が2016年に3851万台規模、メディアタブレット市場が583万台規模に達すると予測している。

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