自宅の周辺にある交番は万が一の場合に備えて知っておいて損はない。手軽に現在地周辺にある交番を検索できる「交番なび」は、交番や警察署の検索に特化したアプリだ。開発はProgramming Lab. Plusで価格は無料。アプリを起動すると現在地を取得し、そこから近い交番や警察署を地図上に表示する。また、交番までのルートや距離、かかる時間なども分かる。ただし、筆者が試したところ、すぐ近くに交番があるにも関わらず、それは無視されてしまった。精度に関してやや疑問は残るものの、無料なのでダウンロードしておくといいだろう。
昨年の東日本大震災で多くの人の防災意識が高まっている。災害時は安全に避難するのが最優先事項だ。避難所の検索やルート案内などに特化したのが「防災情報 全国避難所ガイド」で、開発は1st Media Corporationで価格は無料。最大の特長は、アプリを起動してワンタッチで現在地に最寄りにある避難所を検索できる点だ。また、避難所を表示するフキダシ内のアイコンをタップするだけでルートをスピーディーに検索可能なのも実用的。さらに、気象警報・注意報や台風情報、地震情報などの防災情報をチェックするのにも便利だ。自治体によっては緊急避難レベルや飛散所の格付け情報に対応した情報を調べられるなど、防災アプリとしては随一の機能を誇る。
AEDといえば、駅や飛行場、劇場などで見かけて知っている人も多いだろう。不整脈による突然の心停止などで、その場で応急処置を行なうための機器で、AEDの設置場所を素早く検索できるのが「日本全国AEDマップ (無料版)」である。開発は日本全国AEDマップで価格は無料。アプリを起動すると、日本全国AEDマップのサイトが開くようになっており、現在地付近のAEDの設置場所がマップ上に表示される。現在、レビューを見る限りでは不具合を訴えるユーザーもいるが、人命救助という観点からダウンロードしておきたいアプリだ。
空港で目的の搭乗口を探すために、むだに歩き回った経験はないだろうか? 少しでも迷うことなくスマートに飛行機に乗り込みたいなら「JAL AiRportナビ(JALエアポートナビ)」を活用しよう。開発はapan Airlinesで価格は無料。このアプリは羽田空港専用で、搭乗口と手荷物預かりの有無を設定するだけで、目的地までナビゲートしてくれる。トイレや喫煙室などの場所の検索も可能だ。ただし、搭乗時間を案内するものではないので、時間の余裕を持って搭乗口に着けるようにしよう。
羽田空港だけでなく、成田空港にもナビゲーションアプリ「NRT_Airport Navi」が存在する。開発は成田国際空港で価格は無料。館内にいる際、現在地をマップ上に表示し、目的地までナビゲーションをしたり、カメラ越しに進む方向を表示するARナビゲーションを利用したりできる。さらに、搭乗予定のフライトを登録しておけば、出発予定時刻の40分前にアラームが鳴るだけでなく、当日にはゲート番号も表示されるなど、至れりつくせりのアプリとなっている。
最近では続々とうどん専門のチェーン店が登場しているが、やっぱり本場のさぬきうどんにはかなわない。近々、香川県にうどんを食べに行く人にダウンロードしてほしいのが『究極のさぬきうどんナビ「Udooon!」』というアプリだ。タウン情報かがわ発刊の「さぬきうどん全店制覇攻略本 2012-13年版」に収録されているさぬきうどん店の情報を収録したアプリで、編集部オススメのうどん店を巡ることができる。また、現在地周辺のさぬきうどん店を検索したり、自分でお気に入りリストを作ったりすることも可能。さらに、旅行検索サイト「Travel.jp」で香川県への旅の予約もできる。
宇都宮といえば餃子で有名な町。そこで、宇都宮の餃子店を検索するのに特化したアプリが「宇都宮餃子ナビ」だ。開発は下野新聞社で価格は無料。現在地情報をオンにしておけば、宇都宮餃子会に加盟している餃子店を距離の近い順に表示する。また、エリア別での検索も可能で、各店舗の詳細情報には焼き餃子や水餃子など、どんな種類の餃子を食べられるのかも表記されている。
都内で人気の動物園といえば上野動物園だろう。子どもを連れて行きたい、はたまた彼女と一緒に行きたい男性は、ぜひ「上野動物園ナビ」というアプリを行く前に入手しておこう。開発はTokyo Systems Laboratoriesで価格は無料。このアプリは動物園内での現在位置を、マップ上でリアルタイムに確認できる。簡単な解説や写真が載った動物図鑑も用意されており、各動物に「一回見た」や「目的地」として目印をつけることができる。さらに、アプリ内から園内の各スポットでツイートの投稿や閲覧が可能。ただし、現在Optimus it L-06Dではアプリが強制終了した。Xperia acro HD SO-03Dでは動作したので、自分のスマホで使えるかどうかをあらかじめ確認しておこう。
2012年5月にオープンした東京スカイツリー。まだ展望台に登っていない人も多いのでは? 展望台に登ったときはもちろん、登らなくても楽しめるのが「東京スカイツリーNavi」というアプリ。開発はZOOMOで価格は無料。このアプリは現在地から東京スカイツリーまでの距離と方角が分かるのが特長。また、富士山、東京タワー、都庁、ディズニーランド、雷門の距離と方角も分かるので、東京スカイツリーの展望台から人気のスポットの方角も確認できる。さらに、自宅の住所を入力すれば、展望台から自宅の場所も分かるので楽しい。
大人も子どもも大好きな夢の国、ディズニーランド。そんなディズニーランドのアトラクションの待ち時間や、パーク内のレストラン検索などが可能なアプリ「攻略なび・東京ディズニーランド」は、ディズニーランドを楽しむのに欠かせない。開発はAkira Asakawaで価格は無料。アトラクションや施設などの位置を地図上に表示するほか、現在地からのルート案内にも対応する。また、アトラクションの待ち時間やファストパスの表示もしてくれるので、アプリからリアルタイムな情報が知れる。少しでも効率良くディズニーランドを楽しみたい人は必携のアプリだ。また、同機能を搭載した「攻略なび・東京ディズニーシー」(開発:Akira Asakawa/価格:無料)も配信されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.