ルクレが販売するネットワークカメラ管理ソフト「アロバビュー」が、新バージョンの3.0.0でスマートフォンのカメラをネットワークカメラとして利用できるようになった。また、10カメラまでに対応する無料の「アロバビュー フリー版」の提供も開始した。
別売りの新オプション「マルチクライアントオプション」を導入することで、スマートフォンやタブレットの内蔵カメラをネットワークカメラとして利用するライブモニタリングや録画が可能になる。カメラを持って移動できるため、今までにない映像ソリューションとしての導入が考えられるという。
また、スマートフォンやタブレットを利用したネットワークカメラ映像のライブモニタリングやカメラコントロールにも対応。ネットワークカメラに映った動体検知などの“イベント”を、スマートフォンやタブレットに表示させ、そのカメラを選択して映像を表示するといった使い方もできる。マルチクライアントのiOS版は2013年春に対応予定。
アロバビュー フリー版では、最大10カメラまでのライブモニタリングや録画が可能で、小規模システムへの導入や、試用版として利用できる。ただし、フリー版はサポート対象外で、マルチクライアントオプションには対応しない。
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