GTDってなんだか良さそうかも……と思っても、実際どうやるのかがわからないとなかなか行動は起こせないものです。そこで今回はITmediaの社員お二人にご協力いただき、GTDを実践してもらいました。GTDをどう実践すべきか、具体例を挙げつつ解説していきたいと思います。
また今回は「初回編」です。GTDは“一回行って終わり”、という手法ではありません。きちんと動かすには毎週の「週次レビュー」が必須です。この週次レビューの詳細については「週次レビュー編」(後日公開)にてご紹介していきます。
それでは早速順を追って解説していきましょう。途中、WさんとMさんからいただいた質問や、それぞれのステップを終えた感想なども合わせてご紹介していきます。
GTDを始めるにあたり、いきなり作業を始めてもいいのですが、まずはなぜこんなことをするのかを理解しておく必要があります。簡単にホワイトボードを使ってGTDがなぜ必要か、簡単に説明していきます(より深く理解されたい方は参考書籍をご覧ください)。
現代の仕事で一番問題なのは、「昔と違ってどこが終わりがはっきりしない仕事ばかり」ということです。その結果、頭の中には「やりかけの仕事」がどんどんたまっていきます。
しかし、あなたの頭は、それら「やりかけの仕事」の数々を全部完璧に把握できるわけではありません。頭は何かを覚えたり、思い出したりという作業には不向きです。そういう作業は頭以外の信頼できるシステムに全部まかせてしまいましょう。
そのためには、5つのステップが必要です。このステップを毎週行うことで、頭の中の「やりかけの仕事」がなくなり、そこからくるストレスもすっかりなくなるので、すっきりとした頭で効率的に作業できるようになります。
では、早速それぞれのステップを行っていきましょう。
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