古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、米Sonyの「Reader」5代目となるモデルの1つ「PRS-950」を紹介。
米Sonyの電子書籍端末「Reader」の5代目となるモデルの1つで、俗に「Daily Edition」と呼ばれるモデルの2代目の製品に当たる。Readerとしては日本国内で初めて発売された「PRS-650」「PRS-350」と同世代の製品だが、北米地域のみで販売され、国内では未発売。
PRS-650/350と異なり通信回線を搭載しており、同社のオンラインストア「Reader Store」に直接接続してコンテンツを購入できることが最大の特徴。定期刊行コンテンツの受信や、図書館と連携しての本の貸し出しにも対応している。初代「Daily Edition」ことPRS-900が搭載していたAT&Tの3G回線に加え、本製品ではWi-Fiも追加されている。
7.1インチという画面サイズ、E Ink Vizplexの採用などはPRS-900を踏襲しており、画面のレイアウトや画面下のボタン配置などもPRS-900と違いはない。ただし、PRS-900が背面カバーと一体化したデザインだったのに対し、本製品はあくまで単体で利用することをベースにデザインされており、カードスロットやタッチペンスロットの配置も見直されるなど、ボディのデザインは一新されている。重量も360グラムから272グラムへと大幅な軽量化が図られている。
価格はPRS-900の399ドルから大幅に値下げされた299ドル。日本語フォントは内蔵されていないため、本文はもちろんリスト画面上のタイトルも文字化けする。本体色はシルバーのみ。
メーカー | Sony Corporation |
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国内発売時期 | 未発売 |
発売時価格 | 299ドル |
専用/汎用 | 専用 |
OS | 独自 |
OSバージョン | 不明 |
サイズ(※最厚部) | 128(幅)×200(奥行き)×9.6(高さ)ミリ |
重量 | 約273グラム |
解像度 | 600×1024ドット |
ディスプレイ | 電子ペーパー(E Ink) |
カラー/白黒 | モノクロ16階調 |
画面サイズ | 7.1インチ |
通信方式 | 3G、2G、802.11 b/g |
Bluetooth | なし |
内蔵ストレージ | 2Gバイト(ユーザー使用可能領域1.4Gバイト) |
メモリカードスロット | SDカード、メモリースティックPro Duo |
バッテリ持続時間(メーカー公称値) | 20000ページ |
タッチ操作 | 対応 |
対応フォーマット | EPUB、PDF、BBeB、TXT、RTF、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMP |
コネクタ | USB(miniB) |
電子書籍ストア | Reader Store |
その他 | 米国での発売は2010年11月。日本語は非対応 |
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