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2006年3月1日
2006年2月28日

管理者の悩みを遠隔から解消
Interview:「リモート管理を導入すれば管理コストが削減できる」とエージーテック、ホサイン氏

クライアントPCを効率よく管理するリモート管理ツール。企業内に溢れるクライアントPCのリモート管理を提唱するエージーテックのプロダクトマネジャー、ホサイン氏に、同社の提供するPC-Duoのメリットを聞いた。

 社員一人ひとりの机の上にPCがあるのが当たり前になった現在、それらのクライアントPCを効率よく管理するためにはリモート管理ツールが効果的だ。最近、ブラスターワームが企業のPCに被害を及ぼすなど、クライアントPCの管理の必要性はますます高まっている。

 リモート管理ツール「NetSupport PC-Duo」(PC-Duo)を提供するエージーテックのプロダクトマネジャー、ポール・ホサイン氏は、リモート管理を導入することで管理コストが大幅に削減できると話す。ホサイン氏にPC-Duo導入のメリットを聞いた。

ポール・ホサイン氏

「リモート管理ソフトを使って社内のPC管理を行うことで、手間とコストを削減できます」と話すホサイン氏


ZDNet クライアントPCのリモート管理という概念が登場した背景はなんでしょうか?

ホサイン 企業におけるIT管理の移り変わりを考えると、最初はメインフレームによる処理がほとんどで、そのときはメインフレームだけを管理していれば問題ありませんでした。これが、PCが普及しインターネットの時代になると、個人の机の上で処理をするようになり、個人の机の上に高機能なコンピュータが置かれるようになりました。

 このようになると、資産管理やネットワークアドレスの管理など、さまざまな部門でPCの管理をする必要が生じてきました。管理する側としては、これらの管理は必要だと認識していても、そのことに必要な人員の増加は最低限に抑えたい、効率化のためのPC導入なのにその管理にコストを割くのは本末転倒だ、という思いもあるでしょう。

 また、最近のPCではセキュリティなどの面から頻繁にパッチが提供されており、これを適用する必要があります。一般ユーザーにこのパッチ管理を任せるのは大変です。やはりIT部門で管理する必要があります。さらにビジネスを全国展開している場合はもっと大変です。これらの管理を各地で行っていくのは、各地に管理者を配置するにしても、中央から人を派遣するにしても、どちらでも大きなコストがのしかかってくるのです。

 リモート管理を導入すれば、ネットワークを経由して各地のPCを一元的に管理することが可能になり、移動コスト、つまり移動にかかる時間と人件費といった要素を大幅に削減できます。

ZDNet Windows XPではすでにリモートデスクトップやリモートアシスタントといったリモートコントロール機能を備えています。これらと比較して、PC-Duoのメリットはどこにあるのでしょうか?

ホサイン Windows XPのリモートアシスタントに関して言えば、ヘルプ機能としての一通りの機能を備えていると思います。しかし、それを活用するためは、PCの環境をすべてWindows XPにそろえる必要があります。PC-Duoでは、Windows 95/98/Me、Windows NT4.0/2000/XP、そして最新のバージョン8.0からは管理対象にLinuxやMacintoshも加わっており、このような制限はありません。現在の環境を変えることなくリモート管理が利用できるのです。

 リモートデスクトップに関しては、PC管理のために必要な機能が足りないと思います。PC-Duoでは多数のクライアントを管理するために、クライアントPCのグループ化やスクリプトによる操作の自動化など、遠隔地からメンテナンスを行うのに適した便利な機能を備えています。

 また、コントロール(管理する側)とクライアント(管理される側)でのファイル転送に関しても、エクスプローラライクなウィンドウでのドラッグ&ドロップだけでなく、お互いの特定フォルダの内容を、最新のものに同期させる機能も備えています。これを利用してアップデートを行うことも可能です。

 そのほか、PCがWoL(Wakeup on LAN)に対応していれば、電源を入れることも、電源を切ることも可能です。スクリプトを利用すれば、電源を入れてアップデートやパッチ適用を行って、その後、電源を切るところまで自動化できます。

ZDNet PC-Duoでは高セキュリティなリモート管理ということが特長となっていますね。

ホサイン ここで言うセキュリティには複数の側面があります。1つはリモート監視という概念です。例えば、サーバなどでは通常画面にサーバの動作状態を表示するモニタツールなどを起動して表示するようにしておき、PC-Duoを利用してそれを監視すれば、予期しないプログラムの起動や不正なログインなどを発見できます。

 また、クライアントPCの私的利用、例えば業務以外でのWebページの閲覧や私的文書の作成などに関してもクライアントPCを監視することでチェックすることが可能です。

 もう1つの観点は、PC-Duo自体のセキュリティの高さです。外部からアクセスを行う場合、ファイアウォールでリモート管理ソフトの利用するポートを通過するように設定する必要があります。別のリモートコントロールソフトには、複数のポートを利用し、さらに利用ポートの変更手順が面倒なものがあります。これに対して、PC-Duoの利用するポートは1つです。変更に関しても、設定ファイル上で簡単にできます。PC-Duoのファイル同期機能を利用して、定期的にポートの変更を行い、侵入を難しくすることができます。

 また、最新のバージョン8.0ではゲートウェイ機能を追加しました。この機能は他のソフトにはない機能で、HTTPプロトコルを利用できるようになるほか、ゲートウェイを利用することで接続の制限をかけることができます。ゲートウェイを利用する場合、コントロールとゲートウェイ、ゲートウェイとクライアントの間でキーによる認証を行うのですが、ゲートウェイは複数のキーを持てますので、外部から総務部のキーを持ったPCが接続した場合、ゲートウェイからは総務部のPCにしか接続できません。

ZDNet 実際のユーザーからの評判はいかがでしょうか?

ホサイン すでにお話しましたが、他社製のコントロールソフトが苦手としていたファイアウォールの設定なども、ゲートウェイの導入により使いやすくなったという評価を得ています。

 画面表示が高速な点も好評です。WindowsはGUIですのでグラフィックスを転送する必要がありますが、このデータ圧縮でPC-Duoは工夫をしています。さらにテキストだけのダイアログボックスでは、テキストデータだけを転送するなどといった方法をとることで、送信データを減らし、表示速度を向上させています。

 リモート管理は「あれば便利だよね」というように考えている方が多いと思います。しかし、実際に導入して活用することで、劇的に管理のあり方が変わります。弊社のWebサイトから評価版をダウンロードして利用できますので、まずはリモート管理の便利さを体験してください。

BusinessReport
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[柿島真治,ITmedia]

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