承認の効率化で業務をスピードアップ――SharePoint機能詳解「ワークフロー」編エンタープライズコンテンツ管理(3/3 ページ)

» 2007年03月29日 08時00分 公開
[ITmedia]
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ワークフローのカスタマイズ

Webブラウザを用いてのワークフロー設定

 SharePoint 2007のワークフローテンプレートを利用する場合は、テンプレートを選択し、既定の承認者などの条件設定をWebブラウザを用いて設定する。条件分岐などを伴わない簡単な承認や部署への回覧といった処理であれば、既定のテンプレートで対応できる。

Officeクライアント上で示されるタスク割り当て状況
承認ワークフローの設定画面

SharePoint Designer 2007を用いての設定

 FrontPage 2003の後継製品であるSharePoint Designer 2007は、SharePoint 2007の外観やリストなどのカスタマイズだけでなく、簡易的なワークフローデザイナーとしても利用できる。

 SharePoint Designer 2007を用いると、ドキュメントやリストのプロパティなどの変更といったイベント発生時に、メール送信やリストアイテムの操作といったカスタムアクションを発生させることができる。また、if文による条件設定・分岐処理も設定可能である。

 SharePoint Designer 2007は、文書が承認されたら別のライブラリにコピーしたり、タスクリストの進捗状況が100%になったら管理者にメールを送信するなど、条件に基づいたワークフローを作成する場合に適している。複雑な条件分岐や、業務システムとの連携を含むワークフローを作成する場合は、Visual Studio 2005を使ってカスタマイズできる。各アクションをコーディングすることが可能なため、例えば経費精算の承認処理後に、業務システムに対して生産金額のデータ送信処理を行うなど、さまざまなシーンで活用できるだろう。ワークフローの起動や承認処理画面はInfoPath 2007で設計するため、エラー処理やデータベースと連携した候補値の選択など、柔軟なカスタマイズが可能になっている。

SharePoint Designer 2007での設定画面

このコンテンツはアイティセレクト2006年12月号増刊に掲載された記事を再編集したものです。


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