最も必要な空港設備は「Wi-Fi」――American AirlinesとHP調査困るのは「バッテリー切れ」

出張で空港を利用するビジネスマンにとって、ブロードバンド接続は食べ物よりも必要なもののようだ。

» 2009年05月26日 08時30分 公開
[ITmedia]

 空港を頻繁に利用する出張旅行者にとって、Wi-Fi接続環境は飲食店より必要な設備――米American Airlinesと米Hewlett-Packard(HP)は5月22日、こんな調査結果をまとめた。年に20回以上複数の航空会社を使って旅行する1500人を対象に行ったこの調査では、旅行者が移動中いかにテクノロジーに頼っているかが明らかになったという。

 旅行者の47%が空港に最も必要な設備はWi-Fi接続環境と回答し、30%が必要と答えた食品を大きく上回った。旅行中に最も困ることとして、41.4%が「バッテリーが切れること」と、26.3%が「コンセントがないこと」を挙げた。24%は機内での電源供給を旅客機の最重要設備として挙げた。

 90%がノートPCと携帯電話を機内に持ち込み、70.5%が機内Wi-Fiが提供されていれば機内でノートPCを使って仕事をすると回答した。

 American Airlinesは向こう2年間に国内線300機以上で機内ブロードバンドサービス「Gogo Inflight Internet」を開始する予定。

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