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バランスのいい中級機と小型軽量ボディの入門機冬ボで買う、デジ一眼購入ガイド 後編(2/2 ページ)

» 2008年12月02日 15時46分 公開
[永山昌克,ITmedia]
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シンプル操作と小型軽量ボディが魅力のエントリーモデル

 ボディのみの実売価格が10万円以下のエントリー機の新製品としては、パナソニック「LUMIX DMC-G1」とペンタックス「K-m」に注目したい。どちらも手のひらサイズのコンパクトボディが特徴だ。女性を中心としたビギナー層に訴求しているが、女性やビギナー以外も引き付ける魅力を備えている。

パナソニック「LUMIX DMC-G1」

 従来の「フォーサーズ」規格と同サイズのセンサーを使いながら、フランジバックの短縮とレンズマウント径の縮小を図った新規格「マイクロフォーサーズシステム」の第一号機。その規格の利点を生かし、内部のレフレックスミラーを省くことで、「可動式液晶搭載レンズ交換式デジタルカメラ」の世界最小・最軽量を実現した。

photo LUMIX DMC-G1

ペンタックス「K-m」

 デジタル一眼レフ機では最も短いボディの横幅と、APS-Cサイズの撮像素子を持つ一眼レフとしては世界最小サイズを誇るエントリー機。小型軽量ながら全レンズで作動するボディ内手ブレ補正機構を備え、最大で約4段分の補正効果を実現。撮影または再生時に適用できるデジタルフィルタ機能や、単3電池対応などが個性といえる。

photo ペンタックス「K-m」

 そのほか、今年下半期に登場した新製品以外の主なエントリー機としては、オリンパス「E-420」「E-520」、キヤノン「EOS Kiss X2」、「EOS Kiss F」、ソニー「α200」「α300」「α350」、ニコン「D40」「D60」、ペンタックス「K200D」などがある。各機種の詳細と作例については、特集及び、それぞれのリンク先にあるレビュー記事を参照して欲しい。

photophoto オリンパス「E-420」「E-520」
photophoto キヤノン「EOS Kiss X2」、「EOS Kiss F」
photophotophoto ニコン「D40」「D60」、ペンタックス「K200D」
photophotophoto ソニー「α200」「α300」「α350」
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