ハーマンインターナショナルのブースは参考展示が豊富だ。JBLのスピーカーをデザインモチーフにした「Synchros」(シンクロス)シリーズのオーバーヘッドタイプ3機種をはじめ、ポータブルBluetoothスピーカー「JBL FLIP」の2世代目となる「JBL FLIP 2」、ユーロスタイルデザインのおしゃれなオンイヤー型ヘッドフォン「harman/kardon SOHO」、Macユーザーに人気の「SOUNDSTICK」をほうふつとさせる“トランスルーセント”なワイヤレススピーカー「harman/kardon NOVA」など。これらは9月の「IFA 2013」など海外のイベントでお披露目されており、年内の発売を目指しているものがほとんどだ。


「Synchros」(シンクロス)シリーズのヘッドフォン3機種(左)、Bluetoothスピーカー「JBL FLIP 2」(中)、コンパクトな四角いハウジングを持つ「harman/kardon SOHO」(右)
“トランスルーセント”なワイヤレススピーカー「harman/kardon NOVA」も参考展示。Bluetoothのほか、光デジタル、アナログ入力を装備。テレビやPCディスプレイの横が似合いそう。ブラックとホワイトがある中でも目を引くのは、“薄型サウンドバー”といえそうな「harman/kardon SABRE(セイバー)SB35」。本体の奥行きはわずか32ミリ。一部にアルミを用いてスタイリッシュな仕上がりだ。前面に8つのスピーカーユニットを並べ、Bluetooth接続のワイヤレスサブウーファーで低域を補強。ちなみにサブウーファーも薄型で、縦置き/横置きの両方に対応する。
サウンドバー関連では、もう1つユニークな製品を見つけた。パイオニアブースで参考展示していた「SBX-N700」は、Wi-FiやBluetoothを標準搭載し、MiracastやDLNAをサポートする“ネットワーク対応サウンドバー”だ。
デモンストレーションでは、スマホ向け動画配信サービスの画面をMiracastでテレビに映し出していた。「テレビが旧型でも、このサウンドバーを追加すればスマートテレビに早変わりする」という。発売時期や価格帯は未定だが、サウンドバーの高機能化で一歩先にいく製品といえそうだ。
「オーディオ&ホームシアター展2013」の会期は10月20日(日)まで。開場時間は10時から19時(最終日は17時まで)となっている。入場は無料。
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