カメラってつい自分の目の高さに構えちゃうじゃない。それが一番楽だし、自分に撮って自然な視線だから。
でも相手の方が背が低いと少し見下ろす感じになる。
ちょっと上から撮った方がかわいく撮れるケースは多いけど(だから、自撮りする女子は少し高い位置にカメラをかかげるわけで)、それはそれとして、基本は「自分の目の高さ」ではなく「相手の目の高さ」。
相手の方が背が低いときはちょっと脚を開いたり腰をかがめて相手の目の高さで撮ってみる。
顔の場合はそう。身体も一緒に撮るときはカメラを胸からおなかあたりの高さに構えるとバランスが良くなる。
撮影したあと、腰が疲れたなあと思うくらいがよいかと思う次第。
それを逆手にとって、広角レンズを使ってわざと下から撮ったり上から撮ったりはアリです。面白いから。
まだ光を意識しようとか背景にも気を配ろうとか構図の基本とかネタはいろいろあるけれども今回はこの辺で。
基本的なセッティングやどう撮ったらどう写るかって理屈がわかったら、好きに撮るのが一番なので、自分の感性に従ってあれこれ撮って、撮影を楽しみましょう。
人って皆、見えているものが違うわけで、だから写真は面白いのだ。
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