カメラ、ペタメモ、電子コンパス〜「A5502K」の付加機能を試す(2/4 ページ)

» 2004年02月29日 06時19分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

デジカメスタイル+本格フラッシュ〜一味違う100万画素カメラ

 カメラは京セラ製端末初のメガピクセルで、100万画素CCD。既にau端末では200万画素クラスのA5403CAが登場、ドコモ端末では505iS/900iシリーズすべてがメガピクセル化されるなど、今となっては珍しくはないが、“メガピクセル後発”なりのこだわりも多い。

 まずは携帯電話初となるキセノンフラッシュの採用だ。単体デジカメと同様の本格フラッシュで、暗闇でも2メートルくらいまでの被写体をしっかり撮影できる。フラッシュは明るさに応じて自動発光するので、“暗い場所だからフラッシュをオンにする”といった手間もない。

 撮影スタイルはデジカメライクな横撮りで、閉じた状態で2.4インチの大型ディスプレイをファインダーとして使える。閉じたまま側面のカメラボタンを押せばワンタッチでカメラが起動、アプリボタンを押せばメニューを呼び出せる。メニューからは左右キーと決定キーで、さまざま設定変更が行える。

 デジカメスタイルでの撮影はこのようなイメージ
 左側面のキーが上面になり、上下キーがズーム、決定キーがシャッターになる。2.4インチのディスプレイがファインダー代わりになるので、設定状況などの確認もしやすい。アプリキーを押すとメニューがポップアップし、撮影関連の設定を行える

 「フォト画質“メール”」で撮影すれば1152×864ピクセルで撮影した画像もau端末やPCにメール添付して送信できる。もっともフォト画質“メール”では、ファイルサイズが100Kバイト以内に制限されるので、1152×864ピクセルでは目に見えて画質が劣化する。Eメール送信するなら640×480ピクセルまでが実用的だろう。

 1152×864ピクセルの画像。左がフォト画質ファイン。多少ソフトフォーカス気味だが、周辺部の歪みも感じさせず情報量も十分。空の部分のグラデーションもしっかり表現されている。右はフォト画質“メール”。メガピクセルらしさは残っているが、エッジ部分のノイズが増える

 640×480ピクセルの画像。左がフォト画質ファインで中央がメールだが、ファイルサイズがそれほど変わらないため画質の変化も少ない。右は最大ズーム時だが、少々ソフトフォーカス気味

 左から240×320ピクセルと最大ズーム、120×160ピクセルと最大ズーム。ズームを利用しても極端には画質が劣化しない印象だ

 外灯でわずかに照らされた夜間の公園での撮影。キセノンフラッシュは3人程度が余裕を持って収まるような距離でもしっかりと被写体を照らす。右はフラッシュなし。ほとんど何も映っていない

 最初からEメール送信するつもりなら、Eメール作成画面から撮影に移行するといい。この場合、フォト画質が一時的に“メール”に設定され、いちいちフォト画質を設定する手間が省ける。また「高画質で撮影したかったのにフォト画質“メール”のまま撮り続けてしまった」というミスも防げる。

 撮った写真はminiSDカードに直接書き込むことが可能で、miniSDカードが差さっていると640×480ピクセルと1152×864ピクセルの画像は自動でminiSDカードに保存される。ただminiSDカードに保存された画像は直接Eメールに添付できない。撮影直後の保存確認画面で“Eメール”を選択した場合は(Eメール添付可能な場合のみ)本体メモリに保存される仕様だ。

 少々気になるのは開いた状態で撮影する場合。本体を抱え込むように持つと、指が映り込みやすい。本体にしっかり指が沿うようにして、できるだけ下のほうを持つように心がけた方がよさそうだ。

 開いた状態でシャッターボタン(決定キー)に親指を添えるように自然に持つと、指が映り込んでしまう。デジカメスタイルとの兼ね合いもあるのだろうが、レイアウトにもう一工夫ほしいところだ

 またフラッシュの自動発光も、被写体が近すぎると白トビしてしまうこともある。実質白トビしてしまうため使いものにならないマクロ撮影時でも自動発光が有効なのには疑問が残る。

 フラッシュは無効にも設定できるが、カメラを起動するたびに必ず自動発光に戻ってしまう。開いた状態ではワンキーで設定を変更できるが、デジカメスタイルの場合は少々面倒。フラッシュの設定を残せる選択肢は搭載してほしかったところだ。

 デジカメスタイルでは、このフラッシュの設定変更画面を呼び出すのにキー操作が3ストローク必要。例えば「カメラキーの長押しをムービー撮影との切り替えに割り当てて、短押しはフラッシュの設定変更」といったワンタッチでの設定変更ができると便利なのだが
 シャッター音にはユニークな音声も並ぶ。音声を含んだものはシャッターボタンを押してから実際に撮影が行われるまで間隔が空くので、手ぶれ防止にも使えそうだ

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