前回の「A5502K」(2月25日の記事参照)のレビューでは、ソフトウェア面を中心にチェックした。第2回は、ペタメモやフロントジョグ、電子コンパスといった付加機能を試す。
実用性が高く、便利に使えるのが「ペタメモ」機能。待ち受け画面上に、付箋のように一覧表示され、メニューをたどることなくさまざまな情報にアクセスできる。扱えるデータはメモ帳、アドレス帳(全体、電話番号だけ、Eメールアドレスだけ、などから選べる)、スケジュール、データフォルダ内のデータ、お気に入り、Myスポットなどと多岐に渡る。
アクセス方法もスマートだ。開いた状態、閉じた状態共に上キーを押すと貼り付けたペタメモを選べるようになり、見たいデータを選んで決定キーを押すと内容の表示、電話の発信、Eメール作成などが行える。閉じた状態ではリボルバーアクションも有効だ。
ペタメモへの情報登録は、ペタメモの画面からデータ検索して選べるほか、アドレス帳やデータフォルダなどの閲覧中に追加することも可能。“大事なスケジュールなどは登録したらすぐにペタメモ登録する”といった使い方ができる。いちいちペタメモ画面を呼び出さずに登録できるのは便利だ。
ペタメモ同様、実用的に使えるのが「フロントジョグ」。方向キーの下キーに任意の機能を割り当てられる機能で、よく使う機能を登録しておけば、ボタン一つでその機能を呼び出せる。オリジナルメニューを作成できる“マイメニュー”を登録して使えばよく使う複数の機能にもするアクセスできるし、よくスケジュールにアクセスするならこれを登録しても便利だろう。
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