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» 2004年03月05日 20時39分 公開

5分で分かる 今週のモバイル事情2月28日〜3月5日

新生FOMAも3モデル目が登場、好調な出足を見せているが、月間純増数の大幅増にはまだ結びついていない。「F900i」のバグや契約数水増しなどのトラブルも出ている。

[後藤祥子,ITmedia]

 3月に入り、春商戦もたけなわになってきた。ショップの店頭でも各キャリアが特別プロモーションを行う光景が見られるようになってきた。

FOMAの3モデル目「P900i」登場

 FOMAは「F900i」「N900i」に続いて、「P900i」が店頭にお目見えした。発売初日の販売台数は2万9000台(3月1日の記事参照)。初日の販売台数ではN900iの2万3000台を上回った。

 ただ2月の純増数を見ると、auが圧勝(3月5日の記事参照)。ドコモはFOMAが好調ながら、PDCがそれを上回るペースで減っているからだ。ドコモの春商戦の新モデルは今のところ高機能なFOMAのみ。ローエンドモデルの新商品はなく、新味にかけるといえなくもない。

 対するauは機能を絞ったローエンドモデルからBluetooth搭載のハイエンドモデル、1X WINの普及機など多彩なラインアップを揃えてきている。

 3月の契約数がどのような動きを見せるかには注目が集まる。

トラブル、トラブル……

 この週は、トラブルや問題も相次いだ。まず3月3日に「F900i」にバグがあることがアナウンスされた(3月3日の記事参照)。3月5日にはソフトウェア更新による修正が開始され、一時停止されていた販売も3月6日から再開された(3月4日の記事参照)。

 3月5日にはドコモ九州の契約水増しが発覚(3月5日の記事参照)。契約が伸び悩んだことから、ドコモ始まって以来の純減になることを懸念、ドコモ九州の幹部ら8人が1月末に793件の新規契約を行い、2月2日と3日にかけてそれを解約していた。

 またauのグローバルパスポートで誤課金も発生(3月5日の記事参照)。2003年8月18日から2004年1月14日の間に、タイから海外向けに通話を行ったユーザー3616人に対し計1467万円を過剰請求していたことがアナウンスされた。

Bluetooth開花の兆し

 「今年こそ……」と毎年言われながらも不発だったBluetoothが開花の兆しを見せている(3月5日の記事参照)。「携帯への搭載がカギ」だといわれてきたが、auの春モデルとしてBluetooth対応の東芝製端末「A5504T」が4月中旬にも登場(3月1日の記事参照)、ドコモも時期は未定ながら、Bluetooth+タッチパネルの富士通製FOMA「F900iT」(2003年12月の記事参照)を投入予定だ。

 運転中のハンズフリー通話やヘッドセット利用などが想定されるが、ドコモがデータ通信用途でのモニター募集を行うなど(2月16日の記事参照)、どんな使い方が有効なのかを探る動きも始まっている。

さて、来週は?

 3月10日にJEITAが端末の出荷台数を発表。3Gや多機能端末への需要が高まる中、どれほど数字を伸ばすのかが見どころだ。

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