モバイル放送は3月13日、専用衛星の打ち上げに成功したと発表した。今後、静止軌道に投入する。同衛星を利用した放送サービスは7月に開始する予定。
衛星打ち上げは米国フロリダ州ケープカナベラル空軍基地で行われた。日本時間の午後2時41分(現地時間午前0時41分)にロケットを発射、同午後3時9分にロケットと衛星の切り離しに成功。予定通りの軌道を飛行中であることを確認し、同午後6時半までに太陽電池パドルの展開を完了した。
今後、東経144度の静止軌道に投入し、アンテナの展開や調整、試験を経て4月中旬に引き渡される予定。
同社の溝口哲也社長は「今回の成功で、今年7月に予定していたモバイル放送サービスの開始はスケジュール通りに行う」と話している。
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