Qualcomm、大幅増益。通期予測を上方修正

» 2004年04月22日 08時52分 公開
[ITmedia]

 CDMA技術開発企業の米Qualcommは4月21日、同社第2四半期(1〜3月期)決算を発表した。売上高は前年同期から20%増の12億ドル。純利益は4倍以上に増えて4億8800万ドルとなった。1株利益は58セント。

 戦略投資関連の損益を除外した利益は、前年同期比41%増の4億4200万ドルで、1株当たり53セントとなっている。

 同社は2004年度通期の見通しを上方修正。現在、年間の売上高は前年同期比26〜29%増、1株利益は1.86〜1.91ドル、戦略投資関連の損益を除外すると1.93〜1.98ドルを見込んでいる。

 同社は2004年1〜12月のCDMA携帯電話の出荷台数を1億5200万〜1億6000万台と予測。同社に支払われる特許使用料の基になるCDMA端末の平均販売価格については、同社会計年度末(2004年9月)まで一定のまま推移すると見込んでいるという。

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