ここで前述のホワイトバランスを調整してみよう。色温度を一番下げた場合(カメラ側の色温度設定を下げるため、実際より色温度が高く=青く写る)と逆に上げた場合(こちらは赤く写る)の両方を用意した。
これだけ大きく変わるのだ。青く写るほうはかなり現実離れしてしまったが、赤く写るほうは夕方のような日差しが赤くなってる時の、冬の午後のような感じになっている。かなり細かくセットできるので、極端な設定でなければなんとかなりそうだ。
続いてあずまやの作例だ。
EXILIMの方はちょっとわざとらしく色づいているが、A5505SAはディテールこそつぶれているものの、けっこうリアルな写り。空とあずまやや木々の輝度差が大きいため、難しいシーンであることを考慮すると十分というところだろう。
好天ついでに青空写真も撮ってみた。
これも輝度差があるのだが、花の赤も空の青も鮮やかで発色的には気持ちいい写真。パンフォーカスのメガピクセルケータイとしては十分な出来だ。
次はマクロ撮影を試してみた。
一足先に夏気分で、ひまわりを撮ってみた。小振りのひまわりなので、こう見えても10センチくらいまで寄っている。十分な明るさがあればノイズも少なく、なかなかいい出来だ。
おまけに「A5504T」(5月21日の記事参照)でも作例として撮った、白鳥の親子を撮ってみる。
生まれたての頃は灰色だったが、だんだん白くなってきたのが面白い。でもまだまだ子供である。
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