待たれていた「WIN+BREW」端末の全貌が、ついに明らかになった(7月16日の記事参照)。ドラクエやFFもラインアップされる大容量BREWアプリ、Flashへの対応、進化したEZナビウォークなど、さらなる機能の高度化に注目が集まった。
端末は3モデルがラインアップされる。「WIN+BREW」の新機能をフルで装備しているのは、三洋電機製の「W21SA」(7月12日の記事参照)とソニー・エリクソン・モバイルの「W21S」(7月12日の記事参照)の2モデルだ。
京セラ製の「W21K」(7月12日の記事参照)は、エンタテインメント系機能にフォーカスした端末。FlashやEZチャンネル、大容量化したEZアプリには対応しているが、EZナビウォークや384Kbpsの録画には未対応。外部スロットも備えていない。その分ボディは3端末の中では一番コンパクトだ。
7月下旬にW21Sが登場。W21KとW21SAは、8月上旬にもお目見えする。
なおau端末は、1Xのベストセラーモデル「A1402S」(2月18日の記事参照)の後継機種と思われる「A1402S II」が、JATEを通過している(7月15日の記事参照)。
ボーダフォンは、プリペイド携帯をロングメールに対応させた(7月14日の記事参照)。7月15日から、写メールや着メロなどの受信が可能になった。
KDDIは、グローバルパスポートのサービスを拡張。カナダの通話エリアを拡大した(7月14日の記事参照)。ナイアガラの滝付近など一部地域については「A5505SA」のみの対応となる。
またKDDIは、燃料電池を搭載した携帯電話の開発に着手したこともアナウンスしている(7月14日の記事参照)。
ドコモはワンチップLSIの開発について、ルネサス テクノロジーに続いて(7月12日の記事参照)テキサス・インスツルメンツとも共同開発を行うと発表した。狙いはLSIの低コスト化と低消費電力化だ(7月13日の記事参照)。
今週は「WIN+BREW」のほかにも新端末が発表された。ドコモの企業向け端末「N900iL」だ(7月13日の記事参照)。日本の携帯電話として初めて無線LAN機能を内蔵、OSにはLinuxを採用する(7月13日の記事参照)。
海外では4四半期連続で黒字と好調なSony Ericssonが(7月16日の記事参照)、新端末2モデルを発表した。PDAライクな「P910i」は、フリップの外側にダイヤルキー、内側にフルキーボードを備えたユニークな端末。「K500i」はゲームにフォーカスしたエンタテインメント端末だ(7月16日の記事参照)。
7月21日から23日まで、WIRELESS JAPAN 2004が開催される。ドコモやKDDI、DDIポケットらがブースを展開。講演にはKDDIの小野寺正社長やコンテンツ・メディア本部長の高橋誠氏、ドコモの夏野剛iモード企画部長が登場する。
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