ウワサのW21S、鮮烈デビュー〜V402SHも急浮上携帯販売ランキング(7月26日〜8月1日)

» 2004年08月06日 17時00分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 今週の注目は、auの「BREWを搭載したW21シリーズ」第1弾こと「W21S」。都内では28日に発売となっている。先週のランキングは各キャリアとも動きが少なかったが(7月30日の記事参照)、W21Sがこの状況に変化をもたらすか。

NTTドコモ au ツーカー ボーダフォン
1N505iSA5503SATT31V601SH
2N900iA1402STT32V602SH
3P900iW21STS41V601N
4P505iSA5405SATK40(*)V401SH
5SH505iSW21HTK40V401T
6N900iSA5403CATK41V402SH
7SH900iA5406CATK22V301SH
8N506iA5506TTK31V302T
9F672iA1304T2TS31V601T
10SO505iSA5502KTT41V801SA
(*)表記は「プリケーセット」対応端末

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

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 ドコモのランキングを見ると、相変わらず「505iS」「900i」シリーズが好調。メーカー別に見ると、“N”端末が強い構図は変わらない。

 「N505iS」(右写真)は、もう2カ月近く首位の座を守っており、かなりの「長期政権」。これを猛追する端末も見当たらないことから、もうしばらくはこの状態が続きそうだ。同端末を追い落としてトップを奪う端末は、何になるのか。

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 W21S(左写真)が、鮮烈なデビューを飾った。初登場で第3位は、なかなかの記録。auユーザーが、W21シリーズを待ち望んでいたことがうかがえる。

 以下の顔ぶれは、先週と変わらず。W21Sに追いやられる格好で、順位を少しずつ下げている。そんな中、W21Hだけは先週6位から1つ順位を上げた。

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 ツーカーは、ランキングにさほど変動がない。トップ10の顔ぶれは、いつものメンバーといった印象だ。「TT31」(左写真)、「TT32」が1位、2位を占めるのもいつもどおり。

 ドコモのN505iSも長期政権だが、ツーカーの「TT31とTT32が1位、2位」という状態も、2カ月続いている。ちなみに、TT31は2003年6月に発売された端末。TT32は、2003年11月に発売された端末だ。

Phot

 ボーダフォンは、上位陣が相変わらず強い。「V601SH」はトップを譲らず、これに新機種の「V602SH」が追随している。以下、5位までが先週と同じ。

 ランキングの中では、6位に注目したい。「V402SH」(左写真)が、先週18位から大幅にランクアップしてトップ10に飛び込んできた。V402SHは閉じたままでテレビを視聴できる点が特徴。受信感度も、V601NV401Tに比べ向上しているようだ(8月3日の記事参照)

 なお、上記のテレビ端末がいずれもトップ10入りしているのも面白い。やはり“テレビ”は魅力なのだろうか。

 今週から、W21Kが店頭に並んでいる。BREWを搭載したW21シリーズ端末だが、比較的ローエンドの位置付け。W21S同様、初登場で高順位に飛び込めるか。

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