FeliCa対応FOMA「F900iC」徹底攻略徹底攻略レビュー(3/3 ページ)

» 2004年08月20日 02時02分 公開
[斎藤健二,ITmedia]
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 F900iCのアドレス帳は、あかさたな順の列に、あいうえお順に名前が並ぶオーソドックスなもの。上下左右のキーで選択できるほか、[1/あ]「2/か]といったダイヤルキーを押すと、「ア行の先頭」「イ行の先頭」……にジャンプする。最近流行の機能だが、富士通端末では「ロケットサーチ」という名称で相当昔から実装されていた。

 また検索も豊富で、読み仮名などのほか、電話番号(部分一致でも可)による検索も行える。

各人ごとに電話回数やメール回数がカウントされるのは面白い

 スケジューラなどPIM的機能が充実しているのも“F”の特徴だ。待受画面には、最近の予定などを貼り付けることもできる。待受画面から4桁(時間)または8桁(日時)を入力すると、その時間/日時に予定を入れられるのも“F”のお家芸だ。USBケーブルと無償ダウンロードできるデータリンクソフトを使って、PIMデータとOutlookのデータを同期させることもできる。

機能 概要
時計の秒表示 ×
カレンダー祝日表示 ×
ライト点灯 ×
メイン液晶微灯表示
お知らせランプ ×
計算機 コピー、貼り付け可能
メモ帳 50件、全角300文字
タスクリスト
アラーム 1件、スヌーズ、曜日ごとの繰り返し

 一部、機能面では不十分なところも見られたが、F900iCのインタフェースはなかなか分かりやすい。4つあるソフトキーのうち、下2つは(スクロール可能な場所では)ページ送りキーの役割を果たしている。画面上に4つのソフトキーの動作が常に表示されているのも親切。4ソフトキー端末の、デファクトスタンダードとも言うべきインタフェースを備えている。

 ブックマークしたiモードサイトに、[数字キー]+[下ボタン]で簡単にアクセスできる、「ツータッチ設定」も便利。ぜひ他機種でも備えてほしい機能だ。

 一方で、ところによってはメニューが妙に深いことや、「撮影確認音」(シャッター音のこと)、待受画面の「イメージ設定」(待受画像のこと)などの分かりにくい用語が使われているのは改善してほしいポイントだ。また、キーを押してからのレスポンスが少々悪いのも気になった。

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