お店でパシャリはOK? Amazon、商品バーコードをカメラで読み取るiアプリ(2/2 ページ)

» 2004年11月22日 17時59分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]
前のページへ 1|2       

少ないクリック数で欲しい商品へ到達

 Amazon.co.jpの携帯用サイトは2001年にスタートしたが、全面的にリニューアルしたのは今回が初めてとなる。アマゾンジャパン代表取締役ジャスパー・チャン氏は「モバイル版を利用するユーザーは、PCを利用するユーザーよりも年齢層が若く、音楽とゲームの購入を購入する割合が高い。PCとモバイル版の売り上げ比率は明かせないが、モバイル版の伸びは非常によく、PCと同様の利便性をモバイルサイトで実現し、さらにモバイルサイトにしかない新機能を強化することが必要」と説明した。

 Amazon.co.jpで扱う商品700万点は、Amazonモバイルですべて購入可能。ただし、マーケットプレイス(ユーザー同士で中古品を売買する)、アソシエイトプログラム(商品へのリンクをWebサイトなどに掲載して、紹介料を得る)には対応していない。「Amazon.comとAmazon.co.ukによる音楽CDトップランキング」「Amazon.co.jp 週間トップキーワードランキング」など、Amazonモバイルのオリジナルコンテンツも提供する。

 従来Amazon Anywhereへのアクセス方法は、ドコモ、au、ボーダフォンのポータルページからのアクセスのみだったが、Amazonモバイルでは3キャリア共通で「www.amazon.jp」とURLを直接入力すればサイトにアクセスできるようにした。

 リニューアルに際してとくに配慮されたのが、「少ないクリック数で欲しい商品へ到達する」「検索の利便性向上」だ。トップページから直接深い階層にアクセスできるようなメニューに変更したほか、検索ボックスをサイト内に網羅的に配置し、できるだけ少ないクリック数で商品情報に到達できるようにしている。

 書籍の商品情報の最後に、関連するジャンルのほかの書籍を紹介したり、DVDを購入するときに、監督名や出演者名などをキーワードにしてほかの商品を探しせるようにするなど、検索の利便性が向上している。

 また、Amazonモバイルのリニューアルを記念して、12月25日までキャンペーンを行う。Amazonモバイルからの注文金額が5000円を超えるとAmazonギフト券500円がもらえるほか、計30人にiPod miniやイ・ビョンホンカレンダーなどが当たる。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年