現在、携帯カメラのボリュームゾーンは100万画素前後で、300万画素モデルはカシオ製の「A5406CA」のみだ。しかし光学ズームが難しい携帯カメラの場合は、元画像から中央部分を切り出す電子ズームに頼らざるを得ないため、撮像素子の高画素化がデジカメ以上に必要になるとする。
今後、携帯用カメラのボリュームゾーンは300万画素に移行すると思うか、という質問に対し、「高画素化に伴って買い換えが起こるのは、デジカメの例を見れば明らか。ただし(画素数だけ上がっても仕方はないが)300万画素を受け止められるバックエンドがあれば、市場は300万画素へと移行していく」(長谷川氏)と答えた。
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