300万画素AF付き携帯、来年6月登場か(3/3 ページ)

» 2004年12月09日 19時55分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]
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 現在、携帯カメラのボリュームゾーンは100万画素前後で、300万画素モデルはカシオ製の「A5406CA」のみだ。しかし光学ズームが難しい携帯カメラの場合は、元画像から中央部分を切り出す電子ズームに頼らざるを得ないため、撮像素子の高画素化がデジカメ以上に必要になるとする。

 今後、携帯用カメラのボリュームゾーンは300万画素に移行すると思うか、という質問に対し、「高画素化に伴って買い換えが起こるのは、デジカメの例を見れば明らか。ただし(画素数だけ上がっても仕方はないが)300万画素を受け止められるバックエンドがあれば、市場は300万画素へと移行していく」(長谷川氏)と答えた。

携帯向けカメラモジュールには、デジカメとは異なるポイントが求められる。「小ささ」「薄さ」「QRコードを読むために手動マクロまたはAFが必須」「片手で撮っても手ぶれしないこと」に加え「電子ズームのため、デジカメ以上に高画素化が必要」という
νMAICOVICONは、CMOSセンサ同様にX-Yアドレス方式で信号を読み出す増幅型イメージセンサで、単一電源で駆動するため低消費電力。しかしCCD並みの高画質を実現するという


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