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» 2005年01月21日 12時44分 公開

設定不要のiアプリ対応ライブカメラ「Surfeel」を試す (2/3)

[坪山博貴,ITmedia]

PCなら640×480ピクセルでクリアな動画モニタリングが可能

 PCでのモニタリングは、ブラウザからURLを指定するだけで開始できる。動画モニタリングにはActiveXコンポーネントを利用するため、初回のみActiveXコンポーネントのインストールが必要だが、付属CDからインストールしてもいいし、インターネットからインストールしてもいい。また付属CDを利用すればLAN上のSurfeelを検索し、ブラウザで設定ページを表示させることも可能だ。

 PCでのモニタリングは動画、静止画共に640×480ピクセル(VGA)まで対応している。インターネット接続には相応の送信速度が要求されるが、VGAでも1Mbpsあれば動画モニタリングが可能なようだ。ADSLやケーブルテレビでもほぼクリアできるだろう。

 圧縮の影響は感じるが640×480や320×240ピクセルのモニタリングはさすがにクリアな画質。流れるようにスムーズとまではいわないものの、フレームレートも十分に確保されている。画質の設定にもよるが、FOMAのテレビ電話と比較しても遜色ない。家庭利用も考慮したライブカメラとしてはかなり良好な部類に入るのではないだろうか。

左から640×480ピクセル、320×240ピクセル、176×144ピクセルでのモニタリング画面。640×480ピクセルはさすがに綺麗だ

携帯電話なら176×144ピクセルで動画、640×480ピクセルで静止画モニタが可能

 携帯電話からのモニタリングもURLを指定するだけで開始できる。動画モニタリングにはiアプリを利用するが、初回に自動でダウンロードされ、起動も画面の指示に従えば自動で行われる。なお今回は携帯電話でのモニタリングには「FOMA F901iC」を用いた。

 携帯電話での動画モニタリングは174×144ピクセルとなり、PCでのモニタリングほどの鮮明さは期待できない。しかし画面サイズの範囲では十分鮮明で、カメラユニットのオーバースペックが良い方向に機能している。フレームレートはFOMA 90xシリーズでも最大3fpsと、動画というよりは連続静止画という雰囲気だが、モニタリングという用途には十分だろう。

これが動画モニタリング用のiアプリ(左)。ブラウザから自動で呼び出されるのでiアプリであることを特に意識する必要はない。携帯電話での動画モニタリングでは、解像度の関係で細かい文字などの読み取りはちょっと無理そうだ(右)
ズーム(拡大)表示機能も備えているが、受信した画像を単に携帯電話側で拡大しているだけ。拡大すれば細かい情報が見えるようになるわけではない点には注意だ

 気が利いているのは、自動設定機能を有効にしておくと画面サイズを自動で携帯電話向けに変更してくれることだ。PCで640×480ピクセル、320×240ピクセルといった画面サイズでモニタリングした後でも設定を変更する必要はない。

このように「カメラの自動設定を行う」に設定しておけば、カメラがどのような設定になっていても即携帯電話で動画モニタリングが行える

 携帯電話でのモニタリングでは、実は静止画モニタリングのほうが使い道がありそうだ。最大640×480ピクセルでのモニタリングが可能で、この画像サイズのまま保存もできる。

 もちろん640×480ピクセルの画像はQVGAディスプレイのFOMAでも縮小表示になってしまうが、静止画としていったん保存すれば携帯電話側の拡大表示機能などを利用し、PCと変わらない鮮明さで画像を閲覧できる。動画モニタリングでは解像度が足りない、と思ったときは静止画モニタリングを利用してみるといいだろう。

静止画は最大640×480ピクセルでのモニタリングが可能。もちろん実際の画面は携帯電話のディスプレイ解像度にも左右されるが、静止画として保存すると640×480ピクセルでしっかり保存される
640×480ピクセルで保存したモニタリング画面の拡大表示と、PCでの640×480ピクセルでのモニタリング画面。ほぼ同等の解像度や情報量であることが分かる

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