U8200は独T-Mobile向けで、2005年6月発売予定。U8100シリーズからの変更点として、W-CDMAとGSMの900M/1800M/1900MHz対応、内蔵カメラは1.3メガピクセルに画質アップした。また外部メモリスロットを新たに搭載、端末の小型化を維持するためTrans-Flashメモリを採用した。
端末のサイズも若干小型化されている。同社のU8100シリーズはどちらかといえばW-CDMAのエントリーモデルという位置付けだが、U8200シリーズはカメラ画質と外部メモリを強化することでミッドレンジ以上の位置付けを狙っている。
なお同スペックでドイツのオペレータO2向けに発売予定のU8210も参考展示出展されていた。
Samsung、LGに次ぐ韓国3番手のメーカーPantechは、同社初となるW-CDMA端末を3機種展示していた。いずれも同社のGSM/CDMA端末とほぼ同サイズを実現しており、一見しただけではW-CDMA機とは見えない。いずれも年内の発売を目指しており、早ければ2005年後半にも最初のモデルがヨーロッパでお目見えする予定だ。
GU-1000は折りたたみ型で、1.3メガピクセルカメラやBluetoothを搭載するハイエンドモデル。回転式のカメラをヒンジ部に備え、フラッシュも搭載している。外部メモリにはRS-MMCを採用した。
GU-1100はアンテナレスのストレートタイプで端末上部にVGAクラスの回転式カメラを備える。外部メモリはTrans-Flash。エントリーモデルとして各国の通信キャリアに売り込みたいとのことだった。
またPN-7000は、最近の韓国メーカーのGSM端末で主流のスライド式の小型端末。機能よりもデザインやサイズにこだわるユーザーを狙ったモデルで、VGAのツインカメラを搭載する。
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